反発してくる「年上の部下」のやる気を引き出す方法
上司にとって、年上の部下はやりづらい相手だと思います。昨今では年功序列制も崩壊し、年下の上司・年上の部下という構図は珍しいものではなくなってきています。
年上の部下の中には、反発してくる部下もいます。このような部下に対して、「舐められたくない」と対決姿勢を見せる年下の上司もいますが、それでは逆効果です。
年上の部下はたいてい影響力も強いので、敵にすると大変です。逆に味方にすると大きな戦力になってくれます。
次の3点に留意して接するといいでしょう。
1. 部下をパートナーと位置づける
部下に「上から目線」で接してはなりません。そもそも上司と部下は、上下関係ではありません。役割が違うだけです。特に年上の部下には、パートナーと位置づけて「横から目線」で接しましょう。
2. 反論してきたら、まずは受け止める
反論してきたときは、「あなたは、そのように思うんですね」と、まずは受け止めてあげましょう。受け入れる必要はありません。最後まで聞いて、受け止めてあげればいいのです。
「そうかもしれませんね」「そういう考え方もありますね」というように受け止めましょう。そのうえで、要望や意見があるときは付け加えればいいのです。
3. 弱点をさらけ出し、教えてもらう
年上の部下は知識も経験も豊富ですので、財産とも言えるでしょう。これを活かさないわけにはいきません。
見栄を張らずに、年上の部下に得意な分野を教えてもらうようにしましょう。
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