「働く」「仕事をする」とは、
誰かの期待に応えることと同じ

「この仕事、やっといてくれる?」上司からこう頼まれたとしましょう。
あなたには2つの選択肢があります。

(1)上司が望んでいることを確かめながら、一歩ずつ進める
(2)自分でゴールを定めて、勢いよくどんどん進める

 それぞれの選択肢を見ていきましょう。

(1)上司の期待通りにその仕事をやり切れば、あなたは信頼を得られます。ひとたび上司から信頼されれば、「次の大きな仕事はこいつに頼もう!」と次の仕事もまわってきます。

(2)逆に、自分基準でどんどん進めてしまい、それが上司の期待に合わなければ、「もうこいつに頼むのはやめよう」と、信頼どころか、がんばりも認めてもらえません。

 これは、あなたが30〜40代と年齢を重ね、組織や社会を大きく動かす立場になっても変わりません。「働く」「仕事をする」ということは、常に「誰かの期待に応える」ことと同じなのです。