コンサルタントとしての
ドラッカーの凄みをかいま見ることができる

 事実、音声を文字化し、翻訳を進めるにしたがって、マネジメントとは何か、それはどのように発展してきたものか、今なお明らかにすべきことは何かまで教えてくれる貴重な作品であることが疑いもなく明らかになっていった。

 資本主義も社会主義も、産業革命以降の生産力の増大を人類の豊かさに結びつけられなかったことが判明したとき、社会生態学者ドラッカーが着目したのがマネジメントだった。マネジメントとは実践のものである。だからこそコンサルティングに意味がある。

 ドラッカー経営学がコンサルティング経験を糧として発展してきたことはよく知られるところである。しかしわれわれとしては、ドラッカーさんのコンサルティング光景がどのようなものであったかについては想像するしかなかった。

 本書でわれわれは、そのドラッカーさんのコンサルティングをかいま見ることができる。(経 2014年2月号より)

 *映像状態の良いエピソードをごく一部ですが、ご覧ください。


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ドラッカーの実践マネジメント教室---経営のリアルな問題をいかにして解決へ導くか

ドラッカーの経営指導の現場が、よみがえる
読者特典映像は必見!

白熱のコンサルティング現場を再現。ドラッカー本人が企画制作し、出演した『マネジメント・レクチャー・シリーズ』初の書籍化! 本書の中で、ドラッカーは、コンサルタント役を演じる俳優であり、ドラマを展開させる進行役であり、同時にマネジメントのさまざまな課題を素晴らしい切れ味で解説する講師である。

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