6.外部の会合や勉強会に没頭している

 「外部との付き合いが多い」のも社長の特徴と言えるかもしれません。

 ですが、この力の入れ方が問題です。

 会社の業績が良い時は、自己啓発や新規獲得、新たな人脈作りの一環で外部の会合や勉強会に参加するのも良いと思います。

 ですが、外部の会合や勉強会に時間を割くのであれば、当然ですが社内での社長業務の時間は制限されます。

 ひどい場合には、所属している会合の役員や幹事を引き受けたために、日中の社内業務を行わず、その役員業務に終始しているケースもあります。

 社内業務を任せられる幹部がいらっしゃる場合は、社長が社外での活動に時間を割いても問題ないかもしれません。

 また、社内の業績改善のため、一時的に外部の勉強会に参加して猛勉強することも、社員は理解してくれます。

 ですが、あくまで社長の本業は、会社の業績をアップさせることです。

 残念ですが、赤字社長ほど、このバランスが崩れていると思います。