「モチベーションを上げるためのさまざまな制度、仕組みがある。社員の目標を明確にし、そこに動機づけを行うことで、個人の力を120%引き出そうとする社風」(営業、在籍3年未満、新卒入社の男性)。

 一方でもともと独立志向の強い社風だけあって、「よくも悪くも30代で辞める会社です」といった口コミも一部ではあった。 

 2位には高い技術力で急成長を遂げるグローバル企業のグーグルがランクイン。「フラットな組織体制で、1人ひとりがプレーヤー。ビジネスのスピードは世界一と思う」(営業、在籍3~5年、中途入社の女性)。

「自由でありつつ、独立したプロフェッショナル。エンジニアオリエンテッド。開発のプロが一番偉い社風」(営業、在籍5~10年、中途入社の男性)などの口コミがあり、開発重視のスピード感ある経営がうかがえる。

 3位には、一般には知られていない外資系の計測機器メーカー、アジレント・テクノロジー・インターナショナルが入った。4位の米系計測器メーカー、日本ナショナルインスツルメンツは本国の米国でも働きがいのある会社ランキングの常連だという。

トップ10には外資系が6社!
“肉食外資系”と“草食外資系”の正体

 ランキング上位で特徴的だったのは、まずは何よりも外資系の多さだ。トップ10のうち実に6社を外資系が占めた。

 そしてもう1つ、冒頭の発言にもつながる“昭和的”な古きよき日本企業の評価の高さだ。

 上の表は、ランキングの範囲をトップ100まで広げて特徴別にカテゴライズしたものだが、そうした伝統的な日本企業の名前も挙がっている。典型は7位にランクインしたコマツだろう。

 同社関係者は「うちはBtoBの地味な企業なので、就職人気ランキングでは上位に入ることはなかったのに」とトップ10入りを驚く。ただ、口コミでは「人をすごく大事にする。特に若手を教育して早く一人前にしようという気がすごく感じられる」(開発本部、在籍3年未満、新卒入社の男性)と前向きなコメントが目立った。