年間30~50万円ほどの
コストもかかってくる!

 余談になりますが、決算書、数字の読み方を本やセミナーで勉強しても、なかなか身につかないのではないでしょうか?

 決算書本の多くは、上場企業の数字をベースにしていますので、「他人ごと」なのです。

 本で学んだことは「自分ごと」として考えなければ決して身につきません。自分ごと、つまり自分が経営している会社の数字にあてはめる必要があります。社長自身の会社の数字は、決算書を理解する最高の教材です。

 経理や税金を学ぶチャンスを逃してはいけません。自社の数字を読みこなせるようになれば、他社の数字も読めるようになってきます。

 まずは自社の数字の理解に専念しましょう。また、丸投げした場合、30〜50万円ほどのコストがかかってしまいます。10年やれば、最低でも300万円。でも自分でやれば、そのコストはかかりません。

(次回は、4月30日掲載予定です)


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