人選と捨牌までこだわり抜く
ニュアンスを大事にして完成

 次のステップに進んで、残る未決定要素は、対局する人。ここはやはり麻雀といえばこの人! という人で押したい。イメージは「11PM」ですから、やはり、大橋巨泉は外せない(笑)。名人級、畑正憲さんもよく出ていたような気がする。あとは、世代が若返ったところから、やはり対局番組でよく見かけた麻雀大好き、萩原聖人。残る一人は女性から一人と思ってたら、いました。家に麻雀部屋があると言われる、和田アキ子……ん、女性枠!?……まあいいか……。

 4人が決定したら、決めてあった4つの役を割り当てます。各々のキャラから、<この役、やってそう! こういう打ち方しそう!>というものに。固く王道をいく巨泉。飛ばして大物狙いな和田アキ子。勢い任せで派手な萩原雅人。クロウトっぽく渋く攻めるムツゴロウさん。

 麻雀を知っている人なら、このあたりのニュアンス、わかっていただけると思います。

 ちなみに、4人ともテンパイ(あとひとつで上がれる状態)という、通常の対局ではまずありえない設定にしてありますが、その<待ち方>もしっかり考察してあります。

 あとは大詰めですが、ここでさらに細部にこだわって仕上げます。それは<捨牌>。右の俯瞰図で、4人が自分の前にオープンにしているのがそれ。ここに、アガれる牌があったら<フリテン>。そうならないように、違和感のない漢字をバリエーションつけて置いていきました。

 さらに言うと、4人の<アタリ牌>が直前に出たり、個別の牌が全体の中で5個になったりしないよう十分注意しました。

 デザイン回し最後の材料は、4人の似顔絵用写真をネットで検索。そして、手書きラフを、慎重に仕上げ。今回は2枚になりました。

 詰めとしてかなりの労作で、達成感は高かったです。では最後にもう一度、【インフォグラフィック画像】をどうぞ。

グラフィック作成/小宮山秀明
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 次回は「千手観音の持ち物トーナメント」です。お楽しみに。

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<参考ー石黒謙吾ブログ>

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