内定を与えたからといってまだ学生なのだから、なるべく負荷をかけず、残る学生生活を充実させよう、という企業も少なからずあります。

 一方では、入社直後の5月には資格取得をさせるため、内定期間にテキストを渡し、準備に充てさせる、という企業もあります。

 一律に、これをすればよい、というプログラムは想定しづらいのですが、「まったく何もしない」というのが、あまりよろしくない、という反応は、当の学生たちから聞かれます。

「10月1日の内定式までは、特に会社からの連絡や接触はないようです」というある学生は、「学生である期間に、あまり縛られたくはない」と言いながら、多少の不安も感じているようです。「本当に内定したのかどうか、放っておかれると心配にもなります」。

 何をどこまでやるか、は企業の考え方によってさまざまでしょうが、それでなくても不安の種が少なくない内定期間ですから、心配感を与えない程度の接触やコミュニケーションはあるべきでしょう。

 次回からは、より具体的な内定者フォローのあり方について説明していきます。

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