“勉強ができる子のノートほど、汚いもの”
9割の親が知らない「頭が良くなるノートの取り方」

例外的に、漢字の書き取りや
作文は丁寧に書く

 高校生、大学生のときに「情報を整理する」「体系的にまとめる」などの目的で、きれいにノートにまとめるのは大事です。しかし、小学生、中学生のうちから「ノートにまとめること」に夢中になるのはオススメできません。

 ただし、漢字の書き取りや作文など「書くこと自体」を目的にしている勉強の場合は、きちんと書かせることが必要です。

 これは「ノートの取り方」というより「書く練習」の話なので、漢字は丁寧に書かせることが大事です。

 ここでのポイントは「きれいに書く」ことではなく「丁寧に書く」ということ。

 子どもに向かって「きれいに書きなさい」と言うと「僕、字が下手だから……」という子がいますが、「下手でもいいから、丁寧に書きなさい」と言うと、案外しっかり書こうとするものです。