表情を豊かにするには
オーバーにやるくらいでちょうどよい

 職務経歴書はよいのにコミュニケーションに難があり、一次面接で落とされる人はけっこういるものです。当社の面接道場で指摘する事項のナンバーワンも表情とミラーリングです。もっとも面接道場は面接が苦手な人を対象にやっているのでそうなるのですが、表情を豊かに変えられた人は劇的に面接がうまくいくようになります。

 ただし、表情はすぐに変えられません。面接道場で「もっとにこやかに話をしてみましょう」と指導しても、即座に変えられる人はまずいません。本人はかなりにこやかに話をしているつもりでも、他人がみるとまったくそうなっていないのです。

「もっとオーバーにやりましょう!」

「エーッ、これでもまだ足りませんか!?」

「そうそう、いまの感じです! そのまま会社に戻って仕事をして、家に帰って奥様と会話してください」

 面接道場ではこんな風にアドバイスしています。実際にそれを続けた人は、冒頭で紹介した候補者のように人生が変わっていきます。

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