低視聴率でもネットでは
“めちゃくちゃキレてるw”

 ところが、インターネット上は『ごめんね青春!』の話題であふれています。しかも、10代から20代前半の若い人たちが書き込んだとおぼしき称賛の声が多いのが目につきます。

「一週間を生きた自分の最高のご褒美」
「笑いすぎて腹筋が痛い(笑)」

 特に、ヒロインの「りさ」に対しては、

「改めて可愛いな」
「めちゃくちゃキレてるw」
「いい発音しながらこれだけ感情入れて演技ww」

 これだけ見ると、視聴率での苦戦がいわれていることが、まるで嘘のようです。

第59回でも触れましたが、ドラマはリアルタイムでは視聴せず、録画をして時間のある時に見るタイムシフト視聴が普及してきました。『ごめんね青春!』は、特にその傾向が強いのではないかと私は考えます。

 実際、『TVガイド』が発表している「週間地上波録画予約ランキング」では、『ごめんね青春!』の人気は、トップクラスです。『ドクターX』(テレビ朝日系)やドラマ『きょうは会社休みます。』(日本テレビ系)など高い視聴率を得ているドラマを抜き去り、1位になったこともあるのです。

 従来のクドカンファンの多くを占めるインターネットリテラシーの高い若者たちは、日曜の21時に家でテレビドラマをリアルタイムで見る習慣がなく、むしろ録画して後で見るほうが一般的なのではないかということです。

 実は私自身も『ごめんね青春!』ファンの一人ですが、友人や仕事関係の人と話していても、意外と多くの人がドラマを楽しみにしていることがわかります。こう考えて行くと、リアルタイム視聴率にタイムシフト視聴率を足すと、恐らくそれなりの数字になるではないかと思うのです。