知人友人頼みの組織づくりでも
その気になれば選挙は戦える
A.まず選挙資金ですが、これは政党の公認を得られれば、その政党が選挙費用を負担してくれる場合があります。
選挙活動で使用できる資金についてですが、公職選挙法で各選挙ごとに使える金額の上限、すなわち法定選挙運動費用が決められています。具体的なことはネットを使って調べればわかるはずです。
私の場合ですが、選挙資金はすべて自己資金で賄ったのを覚えています。というのも公示日直前に急きょ出馬を決めてからの、急ごしらえ選挙活動だったので、ほとんどお金のかけようがなかったからです。もっとも、ウグイス嬢と運転手以外の人にお金を払ったら、即、選挙違反になってしまいますが。
組織づくりに関しては、協力してくれた自由民主党からアドバイザー的な人を紹介してもらいましたが、それ以外は全員地元の知人からの紹介頼みで、一人のコアメンバーがその知人、友人に次々に声を掛けて、ボランティアの組織づくりをしました。
他にもいろいろとノウハウはあるようですが、2005年に私が総選挙に立候補したときは、“話題性を武器にとりあえず突っ走る”という感じの選挙戦でしたので、あまり参考にならないかもしれませんね。