何事も穏便にまとめようとする日本人は、議論や摩擦を避ける傾向にあるが、それでは意思の伝達はできない。「クレーム・抗議」を英語で行うときのポイントを見てみよう。
メール、手紙、電話。それぞれ見ていこう!
本日のテーマは「抗議・クレーム」だ。日本語でも難しい抗議・クレームだが、英語ではどうなるのだろうか?
まず、メールや手紙の場合を見てみよう。下記の例文を見てほしい。
(先週、注文した件についてメール[手紙]を差し上げています)
このように、初めに「何について連絡しているのかを明確にすること」が大事だ。では、電話の場合はどうなるだろうか?
(11月23日の注文に関して連絡しています)
この「I’m calling about ~」という表現を覚えておいてほしい。他にもreportを使うこともできるが、 「正式に連絡する」という意味合いになりフォーマルである。例を挙げる。
(先日、そちらの営業の方に不愉快な思いをさせられたことをお伝えしたいと思います)
また、This is a request for ~(~を要求するものです)と要求内容から始めてもいい。
(クレジットカードに請求された100ドルの返金を求めるものです
和製英語の「クレーム」に注意!
日本語の「クレーム」をそのまま使って、英語でもI’d like to make a claim.という人が多い。しかし、「クレーム」は英語ではcomplaintであり、下記のように使われる。
( 苦情を申し立てたいです)
(貴社のカスタマーサービスに関して苦情があります)