1 『良い戦略、悪い戦略』
リチャード・P・ルメルト著/日本経済新聞出版社/2100円/2012年6月
戦略本としての内容も素晴らしいが、企業戦略という観点からビジネスモデルを考える際の参考文献としてもお薦めしたい。

2 『ビジネスモデル・ジェネレーション』
アレックス・オスターワルダー、イヴ・ピニュール著/翔泳社/2604円/2012年2月
ビジネスモデルについて45カ国470人の実例を取り上げ、9年かけて作成された文献。ビジネスモデルを知るうえで必須。ぜひ目を通しておきたい。

3 『リ・インベンション』
三品和広著/東洋経済新報社/2100円/2013年3月
既存製品に新たな発想と技術を吹き込むリ・インベンション。『どうする日本企業』等名著の多い神戸大学・三品教授の注目の新刊。

4 『なぜ、あの会社は儲かるのか?ビジネスモデル編』
山田英夫著/日本経済新聞出版社/1470円/2012年7月
ケーススタディが豊富な素晴らしい事例集。文庫『なぜ、あの会社は儲かるのか?』(2009年刊)と併せて一緒に見ておきたい。

5 『新版結局「仕組み」を作った人が勝っている』
荒濱一、高橋学著/光文社/760円/2013年1月
ビジネスの仕組みを作った起業人の事例集。加筆修正版だが、良く売れている。大企業は起業家に学ぶ視点を持つことが重要だが、その意味でも参考になるのでは。

6 『図解 カール教授と学ぶ成功企業31社のビジネスモデル超入門!』
平野敦士カール著/ディスカヴァー21/1260円/2012年12月
身近な成功企業のビジネスモデルを分析し、わかりやすくまとめている。入門書に最適。平野氏の『プラットフォーム戦略』(東洋経済新報社)も必見。

7 『ザ・ディマンド』
エイドリアン・J・スライウォツキー、カール・ウェバー著/日本経済新聞出版社/1995円/2012年7月
スライウォツキーの著書はどれも参考になるが、本作も秀逸。本当に欲しい商品を作るにはどうしたらいいのか、ビジネスモデルの観点から参考にしてほしい。今回一番のお薦め。

8 『IKEAモデル』
アンダッシュ・ダルヴィッグ著/集英社クリエイティブ/1680円/2012年11月
IKEAの元CEOによる著作。特定企業のヒストリーからビジネスモデルを学ぶという発想を押さえておきたい。

9 『人に必要とされる会社をつくる』
松浦信男著/JMAM/1575円/2012年7月
阪神淡路大震災を乗り越えた万協製薬代表取締役社長の著書。IKEAモデル同様、事業ヒストリーからビジネスモデルを学べる良書。


(著者プロフィール)
菊池健司 (きくち けんじ)氏 

日本最大級のビジネス&マーケティング情報提供機関であるマーケティング・データ・バンク(MDB)所属。
人事・研修関連セクションでは社員選抜研修の一環でMDB利用する傾向が増加中。顧客とのコミュニケーションにおいては豊富な知識が欠かせず、読書を通じてさまざまな分野の情報を貪欲に収集している。モットーは、「1日1冊」「週末精読」。E-mail:kenji_kikuchi@jmar.co.jp(送付の際は、「@」を「@)に変換してお送りください)

※本稿は月刊『人材教育』 2013年6月号に掲載された記事を再編したものです。