価格設定をわかりやすくすることで購買につなげる
たとえば、QBハウスはカット10分、1000円の1プライス。
「言われてみれば、髪の毛切るだけなら大体10分だ」と顧客を納得させられます。
JINSは、3900円から9900円までの4プライス。
強い度数や薄いレンズなどが欲しいときでも「オールインワンプライス」で追加料金なし、こうなれば顧客は安心して購入できるわけです。
スープストックトーキョーも、こうした価格設定の重要性に気づき、780円と950円の2プライス制にすることで飛躍を遂げるきっかけを得ます。
価格設定の重要性についてスマイルズの遠山正道社長は、こう証言しています。
「スープを選ぶだけでも迷ってしまうのに、価格が違うとかえって負担になり、慣れないお客さまをとまどわせてしまうことにもなります。そこでなるべく、わかりやすい形で提供できるようにしました」
このように価格設定をわかりやすくすれば、顧客の購入につなげることができるのです。