変わらないパーク ハイアットとは対照的に、それまでにない新たな形で、昨年末、東京・大手町に誕生したアマン東京が2位にランクインした。

 特徴は何といってもその造り。館内は石や木、和紙を多用し、四季を表現したアートや荘厳な生け花が訪れた客の目を引く。「その土地の文化を取り入れつつ、土着の文化そのものではないアマンのコンセプトを踏襲している」(旅行作家の山口由美氏)とアマン通をうならせる。

 アマンといえば痒い所に手が届くようなホスピタリティで有名。しかしアマン東京は都市型ホテル。多くの人が出入りするなど、リゾートとは勝手が違う。しかし、そこはさすがのアマン。ゲストの動向を観察し、モバイル端末でつぶさに投稿、スタッフ間で共有しきめ細かいサービスにつなげている。

 リゾートで好評なアクティビティの提案も都市型だ。オリジナル人力車での皇居~銀座散策や、早朝の築地市場にすし職人と買い付けに行き、夜にすしを堪能するツアーが人気を博している。

 さすがはホテル通が選んだだけあって、4位には奈良ホテル、5位にはザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ、そして6位に上高地帝国ホテルがランクインするなど、いわゆる有名な外資系大型ホテルだけではないホテルたちがずらりと顔を揃えている。