「満足できる車選び」という点では、ここがポイントになるでしょう。というのも、たくさん乗る人と、それほど乗らない人とでは、不具合を感じる頻度や可能性が異なるはずだからです。

 遠出の機会が多い人や、長く、たくさん乗る予定の人なら「壊れにくい車」という基準で比較してみることが大切といえます。長く乗る人ほど、不具合を経験する確率が高くなり、その結果、満足度が下がる可能性も高くなりやすいためです。

 反対に、あまり長い距離・時間乗ることがない人や、3~5年程度で次の車に買い替える可能性がある人などは、乗っている期間内に、不満につながるような不具合をまったく経験しないかもしれません。そのため「壊れるかどうか」という点での影響は小さく、むしろ「自分がかっこいいと感じるかどうか」「乗ってみたいと思うかどうか」といった基準を優先に選ぶほうが、満足度は高まりやすくなるといえるのです。

 車選びで迷ったら、普段の生活パターンや、今後のライフスタイルの変化を思い浮かべて、どんな風に、どれくらい乗るかをイメージしてみてください。すると、自分にとって優先順位が高い車選びの基準が見えやすくなり、満足できる車に出会える確率も高くなるはずです。

 

【調査概要】
J.D. パワー アジア・パシフィック
「日本自動車耐久品質調査」
2015年の日本自動車耐久品質調査は、新車購入後37~54ヵ月経過したユーザー17,020人から回答を得た。調査対象の車両は全16ブランド、132モデルであり、有効サンプル数が100サンプル以上のブランドおよびモデルをランキング対象としている。調査は2015年7月に実施された。