それは「1ライン・レビュー」。文字どおり、「1行のレビュー(感想文)」を書く習慣をつけるわけです。
「読むだけでも大変なのに、なんでレビューまで書かないといけないの?」
そう思われるかもしれませんが、本をなるべく短時間で読み、そこから必要な情報を効果的に抽出したいのであれば、これも非常に有効な手段なのです。
といっても、前述の「1ライン・エッセンス」について、「なぜこの1行に感動したのか?」という観点で、ひと口メモを書くだけです。
本を読んだ直後には当然、「なぜその箇所がすばらしいと思ったのか?」を覚えていますが、時間が経つと心が動いた理由を忘れてしまいます。こうなってしまっては、引用の意味もいずれ消えてしまいます。そうならないよう、感動した「理由」も一緒に書き留めておくのです。