義務教育を終え、すでにビジネスパーソンとして活躍されているあなたなら、できないわけはありません。できないのではなく、ただ「しない」だけです。
おそらくあなたは、(できることなら)いまからでも数字に強くなりたいと思っている……、だけど、いまさら算数や数学の勉強など絶対にしたくはないはずです。
にもかかわらず、先ほどご紹介した「スキマ時間の遊び」も面倒くさいからしたくないですって……?
厳しい言い方かもしれませんが、もしそうなら、あなたは永遠に数字に強くはなれません。残念ながら、諦めてください。
これが、日本でただひとり「ビジネス数学の専門家」としてビジネスパーソンの教育に携わってきた筆者の結論です。もう一度、言います。
数字に強くなるための「究極の裏ワザ」は、スキマ時間に数字で遊ぶこと。
数字が苦手な人をゼロに
専門家である筆者の結論を信じていただけるなら、そして「誰でもできるのに、意外と誰もしようとしない簡単なこと」をやってみようと思うのなら、明日から「スキマ時間」の使い方をちょっとだけ変えてみてください。
交差点で信号を待っていると、ほとんどの人がスマホで何かをチェックしています。
電車の中では、多くのビジネスパーソンらしき人がゲームで遊んでいます。
それらの行為を否定するつもりはありません。でも、あなたはそんな時間の使い方をちょっとだけ変えるのです。
勉強するのではありません。数字と戯れるのです。先生はいません。ですから、正解を求める必要もありません。ただ、数字を使って遊ぶだけ。するか、しないか――ただ、それだけです。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
筆者は、数字が苦手な人をゼロにすることを使命として活動しています。それは、数字と仲よくできるビジネスパーソンが増えることが、多くのビジネスがうまくいき、結果として多くの人が幸福な人生を送ることに繋がると信じているからです。
この連載を読んでいただいたあなたが、いまよりも数字と仲よく付き合うことができ、そして仕事がいまよりもっとうまくいき、さらに幸福な人生に変わっていくことを願っています。