いつもは毎回1人のバブルさん、ゆとりちゃんにスポットを当ててお送りしている当コラムだが、今回は番外編として、三世代(バブルさん、氷河期くん、ゆとりちゃん)よりも少し上のシラケ世代であるコラムニストの石原壮一郎さんにご登場いただくことにした。石原さんは、、「大人力検定」「大人養成講座」などの著書も含め、“大人の所作”をテーマにし、先日までダイヤモンド・オンラインで「大人のネットマナー教室」を連載していたお方。そんな石原さんが考えるバブルさん、氷河期くん、ゆとりちゃん三世代が身につけるべき大人的な行動とはどのようなものなのだろうか。
<今回のシラケ世代さん>
コラムニスト
石原壮一郎さん
「大人モノ」の元祖&本家として、ビジネスから恋愛まで幅広いジャンルで日本の大人シーンを牽引しているお方。ニンテンドーDSのゲームソフトにもなった「大人力検定」では、世に大人ブームと検定ブームを巻き起こした。
――いろんな世代が混在する職場では、世代間ギャップがよく問題になりますよね。石原さんご自身は世代間ギャップというテーマで周りとお話されたりしますか?
私は世代間ギャップとか、どの世代がどういう特徴を持っているとかを話すのは、まあ血液型占いと大差ないと思っています。結局性格は人それぞれですよね。
――そうですね。でも、そう言ってしまえばこのコーナーが終わってしまうので(笑)
いや、もちろん、時代の影響を受けているというのはあると思いますよ。
終身雇用なんて幻想だ!
会社なんて最初から信用の置けないものである
――石原さんは今の若者のように就職難を経験されたりしましたか?
私は就活をしなかったのですが、どうやら就職状況は今より良い時期だったようです。まわりを見ても、どこにも就職が出来なくて困るという感じではなかった。とは言え、みんながみんな希望した会社に入れたわけではないですよね。個人個人で見れば挫折もありましたし、不平不満がありました。