メリークリスマス! 今日はクリスマスイブです。先日、この連載でご紹介した『今年のクリスマスプレゼント 彼女に贈るべきジュエリーは?』は、参考にしていただけましたか。今日は皆さんの中に、贈られた方も多いはずの、モチーフジュエリーについてのお話しをしていきたいと思います。
教えてくれるのは、ファッション業界の、おしゃれ上級者たちも憧れるジュエリーディレクター・スタイリストの伊藤美佐季さん。その美しいスタイリングと、本当に良いものを見抜くセンスは、「伊藤さんが選んだものが、次に流行るジュエリー」と言われるほど。
著書『そろそろ、ジュエリーが欲しいと思ったら』の中から、そんな伊藤さんの、長く使えるジュエリー選びと、おしゃれに見えるつけ方のコツをご紹介していきます。

モチーフは、
ちら見せくらいがちょうどいい

大人が着けても可愛い<br />モチーフジュエリーPhoto by 成尾和見

 女性なら誰しも、「私はハートモチーフが好き」「私はフラワーモチーフが好き」というように、何かひとつは子どもの頃からお気に入りというモチーフがあるのではないでしょうか。実は私も、大の星モチーフ好きです。
 モチーフものはどうしても可愛らしく、大人がつけるとスイートな雰囲気になり過ぎる傾向がありますが、好きなものを着けたいと思う気持ちはいくつになってもありますよね。そんな、悩めるモチーフ好きの女性におすすめなのが、「ちら見せテクニック」です。

 まず、いくら好きでもモチーフはあまり大きいもの、たくさん付きすぎているものは避けるのが無難。かわりに小さいモチーフが付いているものを選び、重ね着けしたアイテムの中にぽつんと潜り込ませるのです。
 こうすると、ブレスレットならふと腕を伸ばす度に、リングならおしゃべりの最中に指を動かす度に、こだわりのモチーフがちらっと見えるはず。その結果、全体の印象を左右することなく、けれど「あっ、この人はクールなおしゃれをしているのに実は可愛らしい一面もあるんだ」というギャップも、さりげなく漂わせてくれるはずです。

 いかがでしたか?クリスマスプレゼントにもらったモチーフジュエリーを、ぜひ素敵につけこなしてくださいね!