高校卒業後、ミュージシャンを目指して渡米するも、挫折し23歳で帰国。コネも資格もない青年は、「派遣のヘルプデスク」として大塚製薬に入社します。そこからわずか10年間、ブロークンイングリッシュと独学のITスキルを武器にぐんぐん出世していく著者の働きぶりは疾走感にあふれています。何度も壁にぶつかりながらも、日本のビジネス社会特有の「根回し」や「空気を読む」術も身に着け、周囲に頼りにされることに喜びを感じ、世界中の仲間とプロジェクトを進めることに生きがいを感じていきます。それぞれの段階で学びながら成長していく著者のストーリーを追体験することで、読者は「仕事の面白さ」や「誰かの役に立つことの喜び」を学べるはず! 本当にあった、痛快な傑作青春お仕事ストーリーです!