第29回
タクシー
西村ヤスロウ
美人はタクシーと仲がいい。嫌な思いをしても、「ウンちゃんがバカでさぁ」などと文句は言わない。そもそも「ウンちゃん」などと言っている時点で、…
2009.7.8
『経』に好評連載中の西村ヤスロウ氏によるエッセイ。「美人のもと」とは、女性なら誰しも持っているもの、「美人のもと」を磨き続けるためのコツを解き明かす。
第29回
西村ヤスロウ
美人はタクシーと仲がいい。嫌な思いをしても、「ウンちゃんがバカでさぁ」などと文句は言わない。そもそも「ウンちゃん」などと言っている時点で、…
2009.7.8
第28回
西村ヤスロウ
誰でも自分の顔には好きな部分と嫌いな部分がある。全部好きと言う人は少ないが、全部嫌いと言う人はもっと少ない。全部嫌いではないからこそ、磨こ…
2009.7.3
第27回
西村ヤスロウ
スイッチ、リモコン、電話、キーボード…。考えてみると世の中はボタンだらけだ。ボタンを押すときは「美人のツボ」を意識しつつ、愛情こめて押そう。
2009.6.29
第26回
西村ヤスロウ
エレベーターはなんとなく息苦しい。狭い箱に押し込まれ、上下動する間は我慢だ。しかし、最近はガラスで外が見えるものが増えてきた。空気は変わら…
2009.6.16
第25回
西村ヤスロウ
美人は早朝に歩く。早朝の空気には「美人のもと」があふれているのかもしれない。ちょっとした早寝早起きが美人をつくるのだ。
2009.6.3
第24回
西村ヤスロウ
美人はオナラを我慢しない。美人はそういうことにはとてもおおらかだ。自分を美しくするためのこと。そういう割り切りを持てばいい。
2009.5.21
第23回
西村ヤスロウ
光熱費関係の請求書は美人のバロメータでもある。美人は無意識に省エネルギーを実践している。そのため、美人の生活の光熱費は安いのだ。
2009.5.8
第22回
西村ヤスロウ
そもそも携帯電話を使っている姿は美しくないことが多い。さらりと使いこなす姿は実に美しいが、過度に愛情を注ぎすぎると危険なものになる。
2009.4.20
第21回
西村ヤスロウ
少し前と比べると、コーヒー好きの女性が増えたように思う。だが問題は、コーヒーの飲み方だ。コーヒーをきれいに飲む人はまだ少ない。美人はコーヒ…
2009.3.26
第20回
西村ヤスロウ
美人は雨の日に際立つ。雨でも動きやすく、気持が晴れる色の服を選び、天候と上手に付き合っている。美人は自分で気持ちを「晴れ」にしていくのだ。
2009.3.10
第19回
西村ヤスロウ
女性のランチは長い。食事も遅めである。だが問題は食事の後。混んでいる店ならなるべく早く出るべきである。にもかかわらず、居座って席を立たない…
2009.2.24
第18回
西村ヤスロウ
鏡は大切だ。自分を客観視するために最適な道具である。やはり、美人は鏡の扱いがうまく、バッグの中からすばやく鏡を取り出す。しかもそれがきれい…
2009.2.6
第17回
西村ヤスロウ
スーパーで買い物している人は、義務感で来ているからかあまりニコニコしていない。そういうスーパーの中では美人はとても際立つ。義務感ではなく、…
2009.1.5
第16回
西村ヤスロウ
美人のいる鍋は見ていて美しい。そしておいしい。それは鍋にも美意識を持って接するからである。具材の位置から入れ方、火のコントロールまで、常に…
2008.12.5
第15回
西村ヤスロウ
子供と目が合った時、急にその子供が泣き出したという経験はないだろうか。子供は「美人のもと」が減っている「鬼顔」に厳しいのだ。
2008.11.5
第14回
西村ヤスロウ
「目が悪い」ということが自慢のネタになっていることがある。「目がきれいな人は目が悪い」という噂があるから?眼鏡をかけている女性は知的で美し…
2008.10.6
第13回
西村ヤスロウ
家族の悪口ばかり言っている人は結構いる。そう言っている人の顔は決して「いい顔」とはいえない。「美人のもと」の危機である。一方、家族を褒める…
2008.9.11
第12回
西村ヤスロウ
「ら抜き」は若者だけではなく、老若男女に広がっており、市民権を得ているのは事実。しかし、やはり「ら抜き」は「美人のもと」を奪っていくように…
2008.8.27
第11回
西村ヤスロウ
人は観光地に行くとモノを見る目が変わる。普段は自分をわかっていて、自分に合うことを考えるが、観光地モードでは自分に合わないことにも挑戦して…
2008.7.25
第10回
西村ヤスロウ
美人は本を読む姿が美しい。その真剣さが「美人のもと」を生む。書かれたものに向き合う姿勢。これが美人をつくっていくようだ。
2008.6.17