第15回
ダジャレに好意的反応あればさらに盛り上げ押し込むメソッドを焼肉屋での多様な実例から
石黒謙吾
周囲に爆笑が生まれたときはもちろん、クスッとしたときでもばっちり、声には出さずとも軽く微笑んで無言なんて場合ですら十分堂々たるプラス方向。…
2012.10.9
40年間の蓄積から導き出した、ダジャレの記号学的構造解析。「ラップもダジャレだ!」ダジャレ界に革命を起こした伝説の書『ダジャレ ヌーヴォー』の著者であり、ダージャリスト、ダジャリエの石黒謙吾が、クリエイティビティの高い知的な言葉遊びをアカデミックに解説。助詞・助動詞を含めてはいけない、かかりの深さ、母音列&子音列の基本活用、差し替え・加減・倒置など構造の14分類、B面という考え方、遠回りの妙、知的なラリー……。単なるお笑いネタとは一線を画す内容は、地アタマを良くし、スマートなコミュニケーション力も。バカなやつほど「さむ~い」、デキルやつは「クール!」
第15回
石黒謙吾
周囲に爆笑が生まれたときはもちろん、クスッとしたときでもばっちり、声には出さずとも軽く微笑んで無言なんて場合ですら十分堂々たるプラス方向。…
2012.10.9
第14回
石黒謙吾
「ダジャレそのものが通じてないときにさりげなくわからせるため」のフォローについて前回で書きましたが、これはいわば「守り」。対して今回は「攻…
2012.9.25
第13回
石黒謙吾
ダジャレを「作る」ではなく「使う」に関して携えておきたい三種の神器は、「前もって話の流れを作る」「発するタイミング」「発してからの後処理」…
2012.9.11
第12回
石黒謙吾
「用言」としてセンテンスの中に滑り込ませるダジャレ、体言・用言問題について前回述べましたが、今回はその流れから派生するテーマとして、「作る…
2012.8.28
第11回
石黒謙吾
知的で粋な言葉遊びであるダジャレが、オヤジギャグなどと迫害されてしまう時は、ダジャレを単語単体で押し出してしまっているいて、押し付けがまし…
2012.8.7
第10回
石黒謙吾
ドタバタしたイメージの「ギャグ」に対して、知的な雰囲気漂うのが「ウィット」。我々ダージャリストが標榜するダジャレは、ウィットに富んだものを…
2012.7.31
第9回
石黒謙吾
ここまでダジャレを作る側の理論ばかり8回にわたり述べてきましたが、ダジャレを聴く専門に回ってニッポンのダジャレの発展をバックアップしよう」…
2012.7.17
第8回
石黒謙吾
今回のテーマは助詞、助動詞問題についてです。連載開始当初から何度か書いている石黒式ダジャレの定義のひとつに、「助詞・助動詞を含む物はダジャ…
2012.7.3
第7回
石黒謙吾
「A面とB面」という概念を、ダジャレの用法で考えてみたいと思います。ここまでの連載ではアカデミックに!? ダジャレの「構造」に言及すること…
2012.6.19
第6回
石黒謙吾
前回、56個出そうと思っていたら、伝えたいことが満載で書いているとつい長くなり、16個しか解説できずにまだ40個残っています。今回はぐっと…
2012.6.5
第5回
石黒謙吾
前回は、母音交換・子音交換についてあれこれ解説させて頂きました。さて今回も引き続き母音子音絡みをグイングインと攻めていきます。
2012.5.22
第4回
石黒謙吾
ダジャレスキル以前に、ダジャレというクリエイションの根幹を成す思考「見立て」について、どうしてもしっかり述べておきたく、2回にわたり書いた…
2012.5.8
第3回
石黒謙吾
前回は絵画や音楽など芸術における「見立て」について述べ、その発想がダジャレと通じていることを解説しました。今回は引き続き「見立て」関連につ…
2012.4.24
第2回
石黒謙吾
ダジャレとは地アタマがいい人同士がたしなみ合うクリエイティブな遊びである。キーワードは「見立て」だ。この見立ては実は、日本にも世界にも昔か…
2012.4.10
第1回
石黒謙吾
「ダジャレ」と聞いて何を思うだろうか。「あー、オヤジが良く言うやつね」。違う!「コミュニケーション力向上のために使うのがオトナですよね」。…
2012.3.27