第17回
競争力のない「ゾンビ企業」は市場から退出せよ!生産性向上に不可欠な資源の移動
伊藤元重
経済成長というと、既存の企業や産業が生産性を高めるというイメージがある。しかし実際は、生産性の低下した産業から、高い生産性を期待できる産業…
2013.7.16
「アベノミクス」によって大きく動き始めた日本経済。いまだ期待が先行するなか、真に実体経済を回復するためになすべき「創造」と「破壊」とは? 安倍政権の経済財政諮問会議議員を務める著者が、日本経済の進むべき道を明快に説く!
第17回
伊藤元重
経済成長というと、既存の企業や産業が生産性を高めるというイメージがある。しかし実際は、生産性の低下した産業から、高い生産性を期待できる産業…
2013.7.16
第16回
伊藤元重
なぜ日本では「革新型」のイノベーションが生まれにくく、米国の後塵を拝しているのか。それは日本のベンチャー企業に特有の「再チャレンジの難しさ…
2013.7.8
第15回
伊藤元重
アベノミクスの成長戦略にも盛り込まれている「GNI(Gross National Income:国民総所得)」という概念は、これからの経済…
2013.7.1
第14回
伊藤元重
米国FRB(連邦準備制度理事会)がQE(量的緩和)政策からの出口を探ることが、市場に大きな影響を与えている。日本の金融市場をその影響を受け…
2013.6.24
第13回
伊藤元重
アベノミクスの金融政策は、予想や期待という微妙なものに働きかける政策だった。そのためにも、あえて次元の違う大胆な金融緩和が必要だった。同様…
2013.6.17
第12回
伊藤元重
米国のFRBが行ってきたQE(量的緩和)政策がいよいよ出口戦略を探りだしたとの見方が出始めている。これは日本での金利上昇の原因となるのか、…
2013.6.10
第11回
伊藤元重
言うまでもないが、今回の長期金利の大きな変動のきっかけをつくったのは、黒田東彦日銀新総裁のもとでの大胆な金融緩和策である。なぜ、黒田日銀は…
2013.6.3
第10回
伊藤元重
長期金利に世の中の関心が集まりつつある。日本銀行が大胆な金融緩和を行い、長期国債を大量に購入する。その動きを受けて、長期金利が大きく変動し…
2013.5.27
第9回
伊藤元重
日本が「失われた20年」という罠に陥ってしまったのは、大きな経済環境の変化に対応できていないからだ。アベノミクスの成長戦略に求められること…
2013.5.20
第8回
伊藤元重
今、世界のどの地域を見ても、大国が参加した巨大な経済連携への動きが顕著である。地域経済協定は近隣国との限定的な存在から、世界全体の通商ルー…
2013.5.13
第7回
伊藤元重
政府は、日本がTPPに参加することで約3兆円の経済利益が期待できるという算出結果を発表している。しかし、これは非常に保守的に見た結果である…
2013.5.7
第6回
伊藤元重
TPPに参加しても、自動車の最大市場である米国の関税の壁が取り払われるのには相当な時間がかかりそうである。自動車業界にとってメリットは非常…
2013.4.30
第5回
伊藤元重
日本のエネルギーの将来は、再生可能エネルギーを抜きにして考えることはできない。再生可能エネルギーの不確実性を軽減するためには、コスト削減と…
2013.4.22
第4回
伊藤元重
電力システム改革案が4月2日に閣議決定された。わたしは電力システム改革専門委員会の座長として今回の案をまとめる立場にあった。なぜいま電力シ…
2013.4.15
第3回
伊藤元重
黒田日銀が初回の金融政策決定会合で「異次元金融緩和」を決めたことで、市場は激しく反応した。世界の注目を集めるインフレ目標政策は、はたして2…
2013.4.8
第2回
伊藤元重
アベノミクスの最大の懸念材料は国債暴落と金利急騰。だが、物価上昇率が2%程度で、金利上昇も緩やかなら、企業も家計も必ずや支出を増やす。その…
2013.4.1
第1回
伊藤元重
好調な滑り出しを見せた安倍政権の「アベノミクス」。はたして期待先行から実体経済の回復へとつなげることはできるのか?現政権の経済財政諮問会議…
2013.3.27