経営戦略(77) サブカテゴリ
第3回
私は新卒でリクルートに就職して以来、かれこれ30年、人と組織の関係に携わってきた。1983年、最初に配属されたのは求人広告の営業で、企業の人事部を訪ねて新卒採用や中途採用の広告をいただく仕事だった。その後、1988年のリクルート事件を挟んで人事部に異動。2000年から人事担当の執行役員として人事制度の設計や自社の採用などに携わるようになった。

破壊的イノベーションの課題に長年携わるスコット・アンソニーが、破壊理論の現実的な有効性を説く。それは事業成功の法則を示す万能薬ではなく、視野を新たにし続けるうえで優れた手段となるという。

第24回
レッドチームは、組織の多数派や上層部に対してあえて反対意見を述べる「悪魔の代弁者」の役割を担うことを目的に作られる。国際安全保障と軍事戦略が専門のゼンコ氏は、CIA長官から企業幹部、スーパーハッカーまで、200人以上のレッドチーム実践者へのインタビューを通して様々な分野での事例を収拾。それをもとにレッドチームの機能・思考法についてまとめあげた。

4年に一度のオリンピックは、金メダリストの極上の笑顔を見ることができる。今回のリオオリンピックでは、とりわけ多くの日本人メダリストの笑顔がテレビに映し出された。一方で敗者の表情はこちらまで辛くなるが、アスリートの偉大さを究極にまで表してもいる。

第29回
出光、クックパッド、大塚家具、セブン&アイ。この4社の共通点というと、「創業家」の経営への介入が世間を賑わせたことだ。お家騒動が起きれば外部株主と従業員に迷惑がかかるが、上場企業において、なぜ創業家が会社に介入することができるのか。

オリンピックの開催地にかかる負担の深刻さは、リオや東京で噴出する諸問題からも明らかだ。ボストンへの招致を撤退に追い込んだ立役者が、19世紀型の古いビジネスモデルに代わる新たなアプローチを提案する。

2015年10月に子会社で杭工事の施工データ改ざん問題が発覚した旭化成。同社は約30年続く“院政経営”から卒業し、社長に権限を集中させようという経営改革のただ中にあったが、改革の象徴だった浅野敏雄前社長は騒動に区切りを付けるべく辞任した。院政脱却は成功するのか。4月に社長に就任した小堀秀毅氏に聞いた。

日本でも人気のTEDについてはすでに何冊も出版されているが、ついに決定版が出た。主催者のクリス・アンダーソンが書いた『TED TALKS』である。しかし本書の魅力はTEDの裏側を知ることより、「語る力」の魅力と威力を学ぶことである。

「学ぶ姿勢」を学ぶ
目まぐるしく変化する世界で成功するためには、単なる読書や教室での講義による知識の獲得ではなく、新たな物事に対する偏見に抗い、成長の機会を求めて周囲を見渡し、従来とはまったく異なる能力を身につけようとする学びの姿勢が求められる。筆者がコーチング等を通して企業幹部を調査したところ、この種の学習に成功した人たちには共通する4つの特性があることがわかった。そして、願望、自己認識、好奇心、弱みを受け入れる姿勢というこの4つの特性は、ある心理的なツールを使えば、誰にでも身につけることが可能なのだ。『DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー』2016年9月号よりお届けする。

第19回
有力な商品仕入れ先と代理店契約を交わすため、幸一は奇想天外な作戦に打って出た。その妙手が功を奏して見事に契約を結ぶが、実はそれは商売人としての根本を問われるトラブルのきっかけでもあった。ワコール創業者・塚本幸一の本格評伝「ブラジャーで天下を取った男」連載第19回!

クレジットカードの取扱高において、前年同期比20%超の成長を見せている楽天カード。業界全体の取扱高の伸びが5~8%程度に留まる中、何がその成長力の源泉となっているのか、経営トップに聞いた。

最終回
富士重工業は2017年の100周年を機に社名を「SUBARU」に変更する。「スバルブランドを磨く」「強い事業構造を創る」という2つの取り組みを、グローバルブランド「SUBARU」の下に結集させていくという。自動車業界の常識を覆す吉永流「脱・常識経営」最終回は、社名変更の狙い、これからのライバル、独自のブランド構築について聞いた。(コンサルティング編集部 松本裕樹)

破壊は一度で終わらない
クリステンセン教授は、破壊的と呼ぶにふさわしい企業とは、既存の企業が見過ごしていたセグメントに狙いを定めたり、より低価格でふさわしい機能を提供して市場に足場を築く企業と定義している。立ち上げ時から破壊的イノベーションを意識していた、月額980円のオンライン学習サービス「スタディサプリ」は、まさにこの定義に該当するだろう。

第2回
前回は、サッカーのプロ選手の経験もなければ、クラブチームの経営もしたことのない私がいきなりJリーグのチェアマンに就任した経緯と状況、そして当時の心境を述べた。Jリーグには現在全国38都道府県に53クラブが所属している。チェアマンとなった私は、各クラブの代表を集めた実行委員会の議長をしなければならない。右も左も全くわからない状況で月に一度、当時51人の社長を集めて会議を取り仕切ることになったのである。

第48回
力量のあるリーダーが就任すると、周囲は言いたいことを言いながらも最後はリーダーに従うという良い流れが生まれる。しかし、その直後に新しいリーダーが就いた場合どうだろうか。きっと前リーダーの取り巻きは、新リーダーの邪魔をする。

第45回
前回は「嫌な上司」の下についたときの部下としての心得をお話しました。では自分が「良い上司」、その先の「良い経営者」になるためには、何をすればいいのでしょうか。今からすぐできる簡単な方法があります。人の話を聞くときには「メモを取りながら聞く」ということ。メモを取ることは二つの意味で重要な習慣です。

いまなぜ「イノベーションのジレンマ」なのか
1996年に発表された概念「イノベーションのジレンマ」は、いまなお多くの経営者が話題に上げる。出てきては消える経営用語の中で、なぜいまなおこの言葉が注目を集めるのか。

第18回
婦人用装身具の卸売を始めた幸一は、新たな商品の仕入先を開拓するために雑誌広告を出すことにする。「当方二十六歳の復員軍人、財無けれど精励恪勤期待を裏切らず」。あまりにも馬鹿正直な広告だが、なんとそれに反応した男がいた。ワコール創業者・塚本幸一の本格評伝「ブラジャーで天下を取った男」連載第18回!

第13回
名の知れた有名企業であっても、息の根を止めるほど威力を持つことがある「大企業病」。しかし、これは中小企業であってもかかりうる病だ。大企業病が起こる原因や具体的症状、治療法を安部修仁・吉野家ホールディングス会長に語ってもらった。(構成/フリージャーナリスト・室谷明津子)

第1回
リクルートエージェント(現・リクルートキャリア)の社長を務めるなどしていた私が、ある日Jリーグのチェアマンを打診された。歴代のチェアマンと比べると明らかに異例の経歴である。Jリーグの「経営者」としてまず着手しなければならなかったのは財政問題だった。
