
西川敦子
第24回
残業を断るのがうまい人と下手な人がいる。最近は特に他人に仕事を任せて自分はラクをする「タダ乗り社員」が増えており、反対にそのとばっちりを受けて仕事が増えてしまう「生まじめ社員」もいるという。

第23回
10万人あたりのうつ患者数をみると東京と比べ大阪は少ない。それは大阪人特有の日常的なコミュニケーション力(雑談力)の高さにあるようだ。雑談力の高い人は、うつへの抵抗力が強いという。

第22回
うつ休職者のうちの多くがうまく復職することができず、再び休職してしまうことがある。悲劇の原因は、職場のうつを取り巻くさまざまな誤解にあるという。

第21回
責任感が強い、頑張り屋──これらはうつになりやすい人の特徴といわれる。しかし最近では「えっ、あの人が?」と言いたくなるような性格の持ち主も、うつで休職するケースが少なくないようだ。

第20回
SEがネクタイをしている会社は、うつ休業者が多い──と書けば、語弊があるかもしれないが、顧客と接するわけでもない社員がきっちりとした服装を強いられているような会社は要注意だ。

第19回
最近は企業内に「カゲロウ社員」といわれる社員が増えている。入社して1年経つか経たないうちにうつを発症し、休職、あるいは退職していく新人が後を絶たないというのだ。

第18回
「クラッシャー上司」に潰されないためにはどうしたらいいのか?うつを未然に防ぐのはもちろんだが、組織や上司に潰されないため、効果的な「自己防衛スキル」を身につけてほしい。

第17回
最近、部下をうつに追い込む上司が問題になっている。中には部下が次々と倒れているにもかかわらず、自分のやったことにまったく罪悪感を覚えない人もおり、組織の悩みの種になっているという。

第16回
「休むのが怖い」ビジネスマンが増えている――「休むのが怖い症候群」の人はうつを発症する可能性がおおいにあると精神科産業医で筑波大学社会医学系教授の松崎一葉氏は指摘する。

第15回
「桃太郎と浦島太郎、どちらの物語が好きですか」筑波大学産業医学研究室では、講師採用の最終面接でこんな質問を投げかけるそうだ。候補者たちは少し戸惑ったあと、たいてい「桃太郎です」と答えるという。

第14回
「ツレがうつになりまして。」の著者の細川貂々さんとツレさんは、まさに2人3脚でうつを乗り越えた。病状が一進一退を繰り返していたどん底の時期をどう脱したのか。病気を通し、夫婦の関係はどう変わったのか。

第13回
「ツレがうつになりまして。」(幻冬舎刊)が発刊されたのは、2006年3月。うつを発症した夫「ツレ」の療養生活を、明るく面白おかしく、ときにしみじみ描いた漫画に、話題は沸騰した。

第12回
妻のうつは、夫にも伝染しやすいという。不安や悲哀に暮れる妻につられ、夫もふさぎ込むようになり、妻がよくなってくると、今度は自分がうつを発症するという『うつのシーソーゲーム』に発展することがある。

第11回
第1子の誕生をきっかけにうつになる夫が増えているという。育児に疲れた妻と仕事に疲れた夫。唯一のやすらぎの場だった家庭が荒廃してしまい、夫は精神的に追い詰められ、やがてうつを発症するケースも多い。

第10回
うつ病で4度休職した“じょこきちさん”のケース【後編】。父の自殺という記憶をきっかけにブログを書きはじめたじょこきちさん。自分と対話を続けることにより次第に自信を取り戻し、前向きになれたという。

第9回
「うつ病で4度休職したサラリーマンが復職に挑む!うつ病サラリーマンの復職日記」、こんなタイトルのブログを見つけた。書き手は大手通信会社子会社に勤務する“じょこきちさん”(34歳)だ。

第8回
30代を中心とした「マック労働者」に、うつの危険がしのびよっている。「マック」とは、マクドナルドではなくマッキントッシュ。コンピューターを駆使するプログラマーやSEなど「知識専門職」のことだ。

第7回
30代のうつにはいくつかのタイプがあるが、そのひとつが「仕事一体型うつ」。仕事に自らのアイデンティティを見出している人。ドラマ「働きマン」主人公、松方弘子のようなタイプがかかるうつだ。

第6回
できる社員から一変、うつの発症により休職した楠木新さんのケース。今回はその後編。復職を果たし、所属替えとともに役職も解かれ、平社員としてゼロから再出発。その顔はとても明るい。

第5回
うつの原因の背後には深い問題が隠れていることがある。今回は、それを身を持って体感した楠木新さんのケース。楠木さんは、子どもの頃の記憶を掘り起こすことで、自分の中の根本的な問題に立ち向かうことができたという。
