
西川敦子
第4回
こんな時代だからこそ、家族という心の支えが欲しいと願う人は多いが、「正社員じゃないと結婚できない」という風潮はますます強まっている。そんななか、結婚をきっかけに正社員になる「リベンジ婚」を果たした人もいる。

第3回
「融通がきかないけど浮気はしない」「問題解決能力が高く、いざというとき頼りになる」など、にわかに注目を集めている理系男性。だが“理由なきコンプレックス”のせいで、婚活がうまくいかない人も多いという。

第2回
いま男性の間で美容整形が静かな人気を呼んでいる。ジムやエステに通ってボディデザインにハマっている男性も少なくない。結婚はしなくてもいいが、モテたい。自分磨きに精を出す「ネコ科の男」たちが増えている。

第1回
アラサー、アラフォー女性が主役といわれる『婚活』だが、最近ではその婚活女にも変化が出ているよう。大阪、福岡を中心に安定志向の若い婚活女性が増えてきており、その傾向は「西高東低」だという。 「女性の高い要求レベルには、とてもじゃないがついていけないよ」 ここしばらく、欲張りな女性の前に萎縮気味だった男性たち。結婚なんて面倒くさい、とそっぽを向いている人も多い。だが、夜明けは西のほうから近づいている。婚活男性のみなさん、「西にチャンスあり」である。

最終回
子どもの教育費のため、泣く泣く愛車を手放す夫がいる。「男のロマン」は、女性からはなかなか理解されにくいもの。妻にがっちり手綱を握られている夫も少なくない。男と女の利害はなぜ衝突するのだろうか?

第26回
ワークライフバランスが叫ばれる昨今においても、何よりも仕事を最優先させる“20世紀型”サラリーマンは少なくない。彼らのマッチョな仕事観が幅を利かせ、若手社員やワーキングマザーが翻弄されている職場も多い。

第25回
女性の笑顔にダマされてはいけない。口元が微笑んでいたとしても、内心不満を募らせていることもあれば、不安を抱いていることもある。 女性同士なら口元のゆがみや目の表情などで、それがただの笑顔ではなく、「苦笑」や「嘲笑」「泣き笑い」(あるいは単なる作り笑い)であることを見抜けるのだが、悲しいかな男性はそうした能力が低いようだ。「マ、マズイ。激怒しているぞ」「ふふん、どうやらビビっているな」くらいのことはわかるのだが、微妙な感情のひだなどはまったく読めない。これは、女性にとってじつにいらだたしいことなのだ。 女性たちが求めているのは、わざわざ言葉にせずとも察してくれるオトコ。それができず、相手の気持ちなどおかまいなしにふるまう上司や同僚、パートナーなど「サイテー」なのである。

第24回
ひとりメシ、ひとり暮らしは、圧倒的に女性より男性のほうが多いという。また、70歳未満の「孤独死」の91%は、男性だそうだ。もともと男性は「孤独」に陥りがちである。その理由は、人間関係の作り方にあるようだ。

第23回
なぜ女性の話はわかりにくいのか?女性の話し方に違和感を感じている男性は少なくない。もちろん、男性の中にも同様のタイプはいる。たとえば結婚式のスピーチなどで、オチのない話をやたらと引っ張るのは中高年男性だ。 だが、どちらかといえば女性の中でよく見受けられるのは、多くの人が認めるところだろう。その原因は「会話の目的そのものが男性と違う」という点。つまり、女性の会話の目的とは「結論」ではなく、「共感」。自分や相手、周りの人の気持ちを感じ合うことこそ、コミュニケーションの目的なのである。

第22回
「女心と秋の空」とはよく言ったもので、女性の心模様はじつによく変わる。突然キレたり、泣きだしたり。理由を聞くと、こちらが忘れているようなつまらない一言が原因のことも多く、なんとも理解しがたい。妻や部下だけではなく、女性上司の豹変ぶりに肝を冷やしているビジネスパーソンも多いようだ。しかし、女性はけっしていきなりキレたり泣きだしたりしているわけではない。暴発する前に、シグナルをちゃんと送っているのである。ではそのシグナルとは何か――それは「表情」である。 実は、男性は女性に比べて表情を読み取る能力が低いという。米・ペンシルバニア大学の研究によると、喜び/悲しみ/怒り/恐れ/無表情の5つの表情の読み取りテストにおいて、女性たちは早く正確に読み取ることができたが、男性は時間がかかったうえ不正解率も高かったという。とくに男性は「微妙な表情」の読み取りが苦手なようだ。

第21回
不倫や浮気を繰り返す人は「仕事がデキる人」といえるかもしれない。恋愛脳を持っているため、多くのことに興味をもち、公私ともにアグレッシブ。新規事業を次々に立ち上げるベンチャー起業家などに多いという。

第20回
女性に比べ、男性はストレスを自覚しにくい。ストレスから目を背ける「否認」というメカニズムが働くからである。その結果、うつや自殺といった悲惨な結果を招きやすく、ストレスのツケを一気に払うことになる。

第19回
個人差はあるものの、女性にとって「生理」が仕事に及ぼす影響は、けっして小さくない。やたらイライラしたり、痛みで仕事どころではなくなったり・・・。「生理の怪奇現象」について男性も知っておいたほうがいい。

第18回
後輩を思うままに操り、職場に君臨する「お局さま」。女性はもちろん、男性にとってもゆめゆめ侮ることのできない存在だ。良くも悪くもその影響力は絶大。なめてかかると、とんでもない痛手を負うことになる。

第17回
女性は言葉や態度、あるいはモノによってパートナーの愛情を確かめようとする。同じような傾向は職場でも見られる。働く女性たちが求めるのは、「ほめ言葉」という名の愛情だ。女性は男性よりもそれが必要である。

第16回
家庭で妻のグチに付き合わされている男性は多い。その内容は上司や会社の悪口がほとんど。解決策もなくひたすら堂々巡りするだけの場合が多い。これは男性からするとなんとも不毛なことに思えるかもしれない。

第15回
「中田課長って、じつはEDじゃーん!」今年入社したばかりの女子社員、渋谷ギャル子さんの発言に一同は完全に凍りついた。「あ、あの、渋谷さん。どどど、どうして僕がEDだってこと…」「やだなあ、中田課長。EDって渋谷の若者語で、『ええ度胸しとる』って意味の略語だよっ。ホメてんの!」「そ、そう。どうもありがとう…」最近は誰でも思った通り意見が言える、自由で風通しのいい会社が増えた。とはいうものの、多くの企業ではむやみな放言は許されない。部下はあくまで、上司と自分の立場と関係を踏まえた上で発言するのが鉄則だ。ところが時折、この不文律を無視する女性がいる。中には「自分なりの正義感」を振りかざし、組織を混乱させてしまうモンスター社員もいるようだ。

第14回
近頃、出世欲のない若手の男性社員が増えてきているようだ。指示された仕事はきちんとこなすが、社内競争には興味がない。そんな部下をどう指導していいかわからず、悩んでいる管理職も少なくない。「男は出世してナンボ」と叩き込まれてきた世代にとっては、彼らの淡々とした姿勢が、いかにも無気力に見えるのかもしれない。プレイングマネージャーが圧倒的に増えている昨今、「課長になると仕事が増えるだけ。いいことなどない」というぼやきはよく聞こえてくる。出世にメリットがない以上、若手が上昇志向を失うのも無理はないだろう。

第13回
最近、30代前後の女性たちにスピリチュアルブームが起きている。ブームの火付け役は江原啓之氏だが、いったいなぜ女性たちの間でこれほどスピリチュアルが広まっているのだろうか。

第12回
部下を「叱れない」女性管理職が多いという。そこには女性独特の“横並び”体質も影響している。しかし、企業は男性たちが作ったピラミッド型社会。管理職である以上、叱れない意識の壁は乗り越えなければならない。
