池上正樹

ジャーナリスト

通信社などの勤務を経て、フリーのジャーナリストに。1997年から日本の「ひきこもり
」界隈を取材。東日本大震災直後、被災地に入り、ひきこもる人たちがどう行動したの
かを調査。新刊は『ルポ「8050問題」高齢親子〝ひきこもり死〟の現場から 』(河
出新書)  他に『ルポ ひきこもり未満』(集英社新書)『ひきこもる女性たち』(ベ
スト新書)、『大人のひきこもり』(講談社現代新書)、『あのとき、大川小学校で何
が起きたのか』(青志社)など多数。TVやラジオにも多数出演。KHJ全国ひきこも
り家族会連合会本部広報担当理事。東京都町田市「ひきこもり」ネットワーク専門部会
委員なども務める。YAHOO!ニュース個人オーサー『僕の細道』

第134回
「大人の自閉症」に苦しむ人々の希望となるか待望の特効薬が誕生する可能性
池上正樹
「大人の自閉症」回復に向け、光明をもたらすかもしれないニュースが舞い込んだ。自閉症は、これまで薬物による対処療法が中心だった。しかし、マウスを使った解析により、大人になってからも薬物で治療できるのではないかとの研究成果が発表されたのだ。
「大人の自閉症」に苦しむ人々の希望となるか待望の特効薬が誕生する可能性
第133回
「将来が怖い」と不安がる声が続々自民党政権誕生に脅える人々の叫び
池上正樹
今回の衆議院総選挙の結果を受けて、不安定になっている人たちがいる。自民党が掲げる企業中心の政策や、具体的には「生活保護1割削減」の方針を受け、もう生きていけなくなるのではないか、などと脅える人々も少なくない。
「将来が怖い」と不安がる声が続々自民党政権誕生に脅える人々の叫び
第132回
「若者の死因、半数が自殺」はなぜ起きたか就職できない、生活保護も受けられない若者の孤独
池上正樹
2012年の日本の自殺者数は、15年ぶりに年間3万人台を割り込む見通しであることが明らかになった。一方で、気になるデータもある。『自殺総合対策パンフレット』(2010年に内閣府)によると、2008年における20歳から24歳の死因の50%は自殺だったのだ。
「若者の死因、半数が自殺」はなぜ起きたか就職できない、生活保護も受けられない若者の孤独
第131回
やっと採用されたと思ったら“ブラック企業”だったバカ正直、口下手な人が損をする日本の就活事情
池上正樹
引きこもる人たちに対して感じるのは、ウソをつけないタイプの人が多いということ。そんな性格が仇になり、大学までは順調にもかかわらず、就職でつまずく人が少なくない。就職できたとしてもブラック企業であったりで、ますます彼らは追い詰められている。
やっと採用されたと思ったら“ブラック企業”だったバカ正直、口下手な人が損をする日本の就活事情
第130回
対人関係は苦手でも能力があれば働ける!引きこもる若者が模索し始めた“雇われない生き方”
池上正樹
これまでの引きこもり支援は、雇われるためのトレーニングをして“正社員になるのが正しい”という意識が前提だった。しかし今、“雇われない働き方”をして自立をしようとする引きこもる若者が登場し、彼らを支援する動きが起き始めている。
対人関係は苦手でも能力があれば働ける!引きこもる若者が模索し始めた“雇われない生き方”
第129回
前向きに動き始めた引きこもりの新しい“居場所”!?フューチャーセンターが若者の就労につながる可能性
池上正樹
行政と引きこもり当事者同士が、フラットな関係で対話や交流を楽しもうという“お試しフューチャーセッション”が大阪で行われた。行政の呼びかけによって、引きこもりする人たちが対話の場を設計しようとする試みは、ほぼ初めてのことだ。
前向きに動き始めた引きこもりの新しい“居場所”!?フューチャーセンターが若者の就労につながる可能性
第128回
一度レールを外れるとバイトにすら就けない!高学歴ワーキングプアの抜け出せない苦しい現実
池上正樹
様々な事情で、一旦レールから外れた人たちの多くは、その後仕事に就くことができないまま、引きこもらざるを得ない日々を送っている。この国で「引きこもり」の長期化・高年齢化が進む背景は、想像以上に根が深い。いったいなぜこんな状況が起きるのか。
一度レールを外れるとバイトにすら就けない!高学歴ワーキングプアの抜け出せない苦しい現実
第16回
ついに国主導で“大川小の惨事”検証へ遺族が文科省に抱く大きな期待、よぎる不安
池上正樹,加藤順子
文部科学省は11月3日、遺族と県教委、市教委とともに4者会合を開き、事故検証委員会を設置して1年後に最終報告をまとめる方針を明らかにした。これまで県教委や市教委にいら立ちを覚えていた遺族がこの動きに期待する中、文科省は真相を明らかにできるか。
ついに国主導で“大川小の惨事”検証へ遺族が文科省に抱く大きな期待、よぎる不安
第127回
地方の生活保護世帯で深刻な引きこもり問題が!荒れる息子に悩む母親の孤独
池上正樹
引きこもる子どもを抱える親たちが集まって、情報交換や勉強し合うことは、とても大事なことだ。ただ、周囲の視線が厳しい土地柄の地域ではいまでも、1人で思い悩んでいる人たちは少なくない。実際に、親たちはどのような心情でいるのだろうか。
地方の生活保護世帯で深刻な引きこもり問題が!荒れる息子に悩む母親の孤独
第126回
大学までは順調なのに働くことにつまずく“大卒無業者”になる人の共通点
池上正樹
大学までは問題なく卒業したけれど、社会に出たとたん、人間関係や組織への適応などが上手くいかなくなり、仕事に就けずに無職になる。そんな“大卒無業者”の状況に追い込まれる人たちの存在が、顕在化しはじめている。彼らはなぜ、働くことにつまずくのか。
大学までは順調なのに働くことにつまずく“大卒無業者”になる人の共通点
第125回
30代引きこもり男性が父親を刺殺おとなしかった息子はなぜ突然豹変したか
池上正樹
約10年にわたって引きこもっていた30歳代の男性が、父親を刺殺した事件の判決が、神戸地裁であった。ふだんは気が小さくて、家庭内暴力もとくになかったという男性。いったい、この親子の間に、何があったのか。
30代引きこもり男性が父親を刺殺おとなしかった息子はなぜ突然豹変したか
第124回
親なら当然の心配が、かえってプレッシャーにも引きこもり当事者と親たちが模索する適度な距離感
池上正樹
親と子の意識のずれは、本人が引きこもっているかどうかにかかわらず、根深いものがある。しかし、それぞれが「自分ごと」として振り返ることのできる、そんな気づきを得られる機会があれば、有意義だと思うし、とても貴重だ。
親なら当然の心配が、かえってプレッシャーにも引きこもり当事者と親たちが模索する適度な距離感
第123回
つり革に触れない、手や声が震える社会参加したい人たちの抱える漠然たる不安の正体
池上正樹
得体のしれない不安が、世の中を覆っている。40代の元会社員のAさんはいい人でいようとして、周りの評価を気にする傾向がある。相手に嫌な思いをさせるのでは嫌われるのではないかと思ってしまうというのだ。それが社会復帰の大きな壁になっている。
つり革に触れない、手や声が震える社会参加したい人たちの抱える漠然たる不安の正体
第13回
津波からの避難を地域住民に呼びかけた続けた市職員が知る津波襲来直前・直後の大川小周辺の状況
池上正樹
東日本大震災の大津波により大川小学校の児童・教職員84人が犠牲となったが、あのとき行政は大川小や地域住民にどんな対応を取っていたのか。あの日、大川小のある釜谷地区に入り、津波からの避難を呼びかけた市の職員に当時の状況について話を聞いた。
津波からの避難を地域住民に呼びかけた続けた市職員が知る津波襲来直前・直後の大川小周辺の状況
第122回
休職しないと回復しないが、ブランクが怖い“再就職難民予備軍”の抱えるジレンマ
池上正樹
今、正社員としてフルタイムで働いていても、もし会社を辞めてしまえば取り返しがつかない。だから休むことはできない――。このように、一度でもレールから落ちると元に戻ることが難しいために、思い悩む再就職難民予備軍が今、増加している。
休職しないと回復しないが、ブランクが怖い“再就職難民予備軍”の抱えるジレンマ
第12回
集落消滅の背景には“平成の大合併”の弊害も?未だ解決しない大川小問題をめぐる地域住民の本音
池上正樹
東日本大震災の大津波によって多くの児童が犠牲になった大川小学校。震災から1年半以上が経過した今も、遺族や保護者、石巻市教委の間で争いが続き、解決の糸口が見えない。こうしたなか、大川地区の地域住民はこの事態を今、どう感じているのだろうか。
集落消滅の背景には“平成の大合併”の弊害も?未だ解決しない大川小問題をめぐる地域住民の本音
第121回
中高年の“再就職難民”から続々反響!?一度社会を離脱すればやり直しがきかない日本
池上正樹
前回、2年余りの「引きこもり」歴がある40代前半のAさんが、1年間に300社以上も応募し続けながら、採用が決まらなかったという話を前回紹介した。すると大きな反響があり、同じような体験をされている方々から、同じような内容のメールが筆者の元に数多く寄せられた。
中高年の“再就職難民”から続々反響!?一度社会を離脱すればやり直しがきかない日本
第120回
“空白の2年”が致命傷に1年で300社以上の採用試験に落ち続けた40代男性
池上正樹
引きこもりしていた中高年たちが、いまの日本で再就職しようと思っても、なかなかうまくいかない。40代前半のAさんの場合、この1年間に300社以上も応募し続けながら、採用が決まらなかったという。
“空白の2年”が致命傷に1年で300社以上の採用試験に落ち続けた40代男性
第10回
津波襲来直前まで何人もの人影が校庭に間一髪で生還した地域住民が目撃した大川小の姿
池上正樹
東日本大震災の大津波により、児童・教職員84人の犠牲者が出た石巻市立大川小学校。市教委の報告書では、児童は津波が来る数分前には、避難を始めていたことになっていた。しかし私たちは、大津波襲来直前に大川小の校庭で何人かの人影を目撃したという人たちの証言を得た。
津波襲来直前まで何人もの人影が校庭に間一髪で生還した地域住民が目撃した大川小の姿
第8回
平野文科相がついに大川小を視察震災から1年5ヵ月でようやく国が動いた
池上正樹
児童74人と教職員10人が、東日本大震災の大津波にのまれて犠牲になった石巻市立大川小学校。発生から1年5ヵ月を過ぎて、ようやく文科省が動きだした。8月19日、平野博文文部科学相が初めて大川小の校舎周辺を視察し、遺族の声に耳を傾けたのである。
平野文科相がついに大川小を視察震災から1年5ヵ月でようやく国が動いた
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