池上正樹

ジャーナリスト

通信社などの勤務を経て、フリーのジャーナリストに。1997年から日本の「ひきこもり
」界隈を取材。東日本大震災直後、被災地に入り、ひきこもる人たちがどう行動したの
かを調査。新刊は『ルポ「8050問題」高齢親子〝ひきこもり死〟の現場から 』(河
出新書)  他に『ルポ ひきこもり未満』(集英社新書)『ひきこもる女性たち』(ベ
スト新書)、『大人のひきこもり』(講談社現代新書)、『あのとき、大川小学校で何
が起きたのか』(青志社)など多数。TVやラジオにも多数出演。KHJ全国ひきこも
り家族会連合会本部広報担当理事。東京都町田市「ひきこもり」ネットワーク専門部会
委員なども務める。YAHOO!ニュース個人オーサー『僕の細道』

第119回
閉ざされた世界に生きる当事者や家族も前向きにフューチャーセンターが変える引きこもり界の空気感
池上正樹
過去の体験報告や一方的な講演ではなく、私たちが生きる未来の社会を皆で語り合う。そんな場を提供する「ひきこもり問題フューチャーセンター」が、京都で立ち上がった。今回は、引きこもり問題解決への布石ともなりそうな空間が生まれたその様子をレポートする。
閉ざされた世界に生きる当事者や家族も前向きにフューチャーセンターが変える引きこもり界の空気感
第118回
発達障害40代男性による姉刺殺事件の判決に波紋「社会に受け皿がないから懲役20年」の是非を問う
池上正樹
約30年の引きこもりの末、自宅で姉を刺殺したとして、殺人罪に問われた42歳男性の裁判員裁判の判決が、波紋を呼んでいる。裁判長は、「精神障害に対応できる受け皿が何ら用意されていない」などとして、検察側の求刑を上回る懲役20年の判決を言い渡したからだ。
発達障害40代男性による姉刺殺事件の判決に波紋「社会に受け皿がないから懲役20年」の是非を問う
第6回
文科省への報告文書はわずかA4版5枚 中央官庁、大川小の惨事を把握せず
池上正樹
大川小の惨事が起きてから早くも1年5ヵ月を迎えようとしている。しかし、2011年3月11日以降、石巻市立大川小学校の状況についての「報告」文書は、わずかA4版で5枚だけ。そして文科省も、その実態について十分に把握していないことが明らかになった。
文科省への報告文書はわずかA4版5枚 中央官庁、大川小の惨事を把握せず
第117回
「大人になれば自然に治る」はウソだった!?会話ができない緘黙(かんもく)症の人々の葛藤
池上正樹
ある特定の場面になると、何も話せなくなる「緘黙(かんもく)」から、長期間のひきこもりになる人が、実は水面下に数多いことがわかってきた。これまで「大人になれば、自然に治る」と専門家から言われてきたのに、状況は何も変わっていないのだ。
「大人になれば自然に治る」はウソだった!?会話ができない緘黙(かんもく)症の人々の葛藤
第116回
年を重ねても他人と何も話せない“大人の緘黙(かんもく)症”の子を持つ親の悲痛
池上正樹
ある特定の場面になると何も話せなくなる「場面緘黙症」や、すべての場面で話せなくなる「全緘黙(症)」の状態から、長期間「引きこもり」状態になる人が、実は潜在的に多いかもしれないことがわかってきた。そんな子を持つ親はどんな心情で日々を過ごしているのだろうか。
年を重ねても他人と何も話せない“大人の緘黙(かんもく)症”の子を持つ親の悲痛
第5回
「大川小の惨事」の裏では何が起きていたのか3.11後の混乱に襲われた市教委の逡巡
池上正樹
未曾有の大災害に遭い、大川小学校をはじめ、多くの学校が被災した石巻市。同市教委は現在、大川小児童の遺族たちから震災後の対応における矛盾や不備を指摘されている状態だ。では実際、震災直後の同市教委は、いったいどのような状態に陥っていたのか。
「大川小の惨事」の裏では何が起きていたのか3.11後の混乱に襲われた市教委の逡巡
第115回
激論のはずが親と子のいたわりの場に「フューチャーセンター」に見る引きこもり問題解決の可能性
池上正樹
親子で本心を話し合うことができない引きこもり問題は、なかなか根が深い。しかし先日筆者は、「フューチャーセンター」と呼ばれる「創造的な対話」を引きこもり当事者とその親、そして第三者で行うことで、問題解決の糸口をついに見つけることができた。
激論のはずが親と子のいたわりの場に「フューチャーセンター」に見る引きこもり問題解決の可能性
第4回
破棄されたメモの中に“大川小児童の重大証言”も?大きく揺らぐ石巻市教委が作成した公文書の信憑性
池上正樹
7月8日、市教委と保護者側の話し合いが行われた。議論となったのは、唯一生き残った男性教諭のFAXを巡る疑惑と、校庭で「山さ逃げよう」と訴えていた児童の証言だ。実はこのFAXと児童の証言を記録したメモをめぐり、真偽の曖昧さが浮き彫りになった。
破棄されたメモの中に“大川小児童の重大証言”も?大きく揺らぐ石巻市教委が作成した公文書の信憑性
第114回
今話題の「フューチャーセンター」が引きこもり界に多様な人々との対話で引きこもる社会は変えられるか
池上正樹
今、静かに「対話ブーム」が広がりつつある。そんななかで最近、企業を中心に注目されているのが「フューチャーセンター」(FC)と呼ばれる「創造的な対話の空間」をつくる動きだ。実は引きこもり問題についても、このFCが次々に立ち上がっている。
今話題の「フューチャーセンター」が引きこもり界に多様な人々との対話で引きこもる社会は変えられるか
第113回
大人しい優等生タイプを社会に出てから苦しめる“大人の緘黙(かんもく)症”のリアル
池上正樹
「引きこもり」の背景にある状態の1つとされながら、原因が精神疾患や脳機能障害では説明のつかない「緘黙(かんもく)症」。最近わかってきたのは、そんな状態が長く続くことによって、社会的制約を受け続ける「大人の緘黙症」の存在だ。
大人しい優等生タイプを社会に出てから苦しめる“大人の緘黙(かんもく)症”のリアル
第1回
【新連載】「避難途中に大津波」はウソだった?石巻市教委の矛盾で明らかになる“大川小の真実”
池上正樹
児童74人が東日本大震災の大津波にのまれて死亡・行方不明になるという大川小学校の「惨事」。実はこれまで当日の状況などが明らかにされてこなかったが、私たちが続けてきた情報開示請求によって、新たな事実が次々にわかり、ついに遺族が立ち上がった。
【新連載】「避難途中に大津波」はウソだった?石巻市教委の矛盾で明らかになる“大川小の真実”
第112回
日本初!大人の発達障害の人々が運営するブックカフェ「Necco」で自分らしく働く若者たち
池上正樹
東京都新宿区の早稲田通り沿いにコミュニケーションが苦手という人たちや社会になじめない人たちなどの集まるブックカフェ「Necco Cafe」(ネッコカフェ)がある。実はこのカフェ、大人の発達障害の人たちによって運営される〝都会のオアシス”だ。
日本初!大人の発達障害の人々が運営するブックカフェ「Necco」で自分らしく働く若者たち
第111回
精神疾患への偏見、差別は本当になくなるか反対声明も出た「こころの健康基本法」法定化の波紋
池上正樹
これまで精神疾患は誤解や偏見、差別的な目で見られることも少なくなかった。そんな中、個人の尊厳や精神的に充実した生活の営みを尊重する「こころの健康基本法」制定を求め、引きこもり・精神疾患などの当事者や家族が72万人分の署名を国会へ提出した。
精神疾患への偏見、差別は本当になくなるか反対声明も出た「こころの健康基本法」法定化の波紋
第110回
不正受給問題であたかも犯罪者扱い!?生活保護受給者が脅える凄惨な仕打ちと悲惨な日常
池上正樹
タレントの河本準一さんの母親が生活保護を受給していたとして女性週刊誌が報じたのを皮切りに、大きな注目を集めている生活保護不正受給問題。これを受け、今、怯えて生活をする生活保護受給者が増えている。彼らは実際、どんな生活を送っているのだろうか。
不正受給問題であたかも犯罪者扱い!?生活保護受給者が脅える凄惨な仕打ちと悲惨な日常
第109回
引きこもりが“町おこし”を担う!?高齢過疎の町が実践する先進的取り組み
池上正樹
人口約3900人の秋田県藤里町。そんな小さな町の社会福祉協議会が「引きこもりのパワーを引き出せば、町はまだまだ変わる」として、町おこしに生かすために行ってきた「引きこもり」実態調査と福祉拠点での取り組みが今、話題になっている。
引きこもりが“町おこし”を担う!?高齢過疎の町が実践する先進的取り組み
第108回
家では話せるのに学校・会社では話せない“大人の緘黙(かんもく)症”の知られざる苦悩
池上正樹
ある特定の場面で口を聞かない「場面緘黙(かんもく)症」という症状がある。そんな「緘黙症」は、これまで「大人になれば治る」と漠然と思われてきた。ところが最近、大人になっても、その状態が続いたり、後遺症に苦しむケースが少なくないことがわかってきた。
家では話せるのに学校・会社では話せない“大人の緘黙(かんもく)症”の知られざる苦悩
第107回
「パラサイト中年」などの報道に思うレッテル貼りへの違和感
池上正樹
ゴールデンウイーク中、驚くような言説が続々と出てきて物議をかもした。俎上に上がったのは、「パラサイト中年」という新たなレッテル、「伝統的子育てによって発達障害は予防できる」という条例案、「職場を襲う“新型うつ”」というテレビ番組だ。
「パラサイト中年」などの報道に思うレッテル貼りへの違和感
第106回
“大人の発達障害”の人々が自己肯定感を取り戻す新たな交流の場「イイトコサガシ」の可能性
池上正樹
発達障害を自覚する大人たちが、いまの社会で求められるコミュニケーション力を高めようと模索している。そのなかでも注目すべきワークショップの1つが、“良いこと”だけを見つけ合って楽しいコミュニティを作る「イイトコサガシ」だ。
“大人の発達障害”の人々が自己肯定感を取り戻す新たな交流の場「イイトコサガシ」の可能性
第105回
骨のゆがみを直せば心も軽くなる!?引きこもる息子を回復させた体のメンテナンス法
池上正樹
引きこもりから抜け出すには、必ず気力が必要だと考えてしまいがちだ。しかし、自分の身体を客観的に見て「体を整える」やり方で、引きこもっていた2人の息子を回復させた母親がいる。
骨のゆがみを直せば心も軽くなる!?引きこもる息子を回復させた体のメンテナンス法
第104回
もしウルトラマンが引きこもったら?雅子妃の主治医直伝!つらい気持ちを軽くする方法
池上正樹
元気が出なかったり、人間関係がうまくいかなかったりして、ふと引きこもってしまう行為は、誰にでも起こりうる現象だ。では、引きこもっている状態を解消したい、気分をラクにしたいなどと思ったとき、どう対応するのがいいのだろうか。
もしウルトラマンが引きこもったら?雅子妃の主治医直伝!つらい気持ちを軽くする方法
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