池上正樹

ジャーナリスト

通信社などの勤務を経て、フリーのジャーナリストに。1997年から日本の「ひきこもり
」界隈を取材。東日本大震災直後、被災地に入り、ひきこもる人たちがどう行動したの
かを調査。新刊は『ルポ「8050問題」高齢親子〝ひきこもり死〟の現場から 』(河
出新書)  他に『ルポ ひきこもり未満』(集英社新書)『ひきこもる女性たち』(ベ
スト新書)、『大人のひきこもり』(講談社現代新書)、『あのとき、大川小学校で何
が起きたのか』(青志社)など多数。TVやラジオにも多数出演。KHJ全国ひきこも
り家族会連合会本部広報担当理事。東京都町田市「ひきこもり」ネットワーク専門部会
委員なども務める。YAHOO!ニュース個人オーサー『僕の細道』

第146回
引きこもり8000人以上と推計した横浜市の初調査が「残念」な理由
池上正樹
横浜市は、市内に住む15~39歳の8000人以上が「引きこもり状態にある」とする推計を初めて公表した。市が初めて引きこもり実態調査に取り組んだ点は評価できる。しかし今なお、調査対象者は39歳まで。40歳以上の深刻な実態は置き去りにされた。
引きこもり8000人以上と推計した横浜市の初調査が「残念」な理由
第4回
閖上の街はなぜ“想定外”の津波に襲われたか安全神話を生む「ハザードマップ」の落とし穴
池上正樹
震災により、在宅住民の5人に1人が犠牲となった宮城県名取市閖上地区。犠牲を大きくした背景には、同地区が同市の「津波浸水予測マップ」の浸水範囲から外れていたことがあった。では、このハザードマップはどのように作られたものだったのか。
閖上の街はなぜ“想定外”の津波に襲われたか安全神話を生む「ハザードマップ」の落とし穴
第145回
求人が増えても就職できない!?ハローワークに集まる“怪しいお仕事”の実態
池上正樹
今年1月の有効求人倍率は0.85倍で、3ヵ月続けて上昇し、このところ改善しつつあるといわれる日本の雇用情勢。ところが、「実態は悪化している」と、ハローワークの利用者は言う。なんとハローワークには、“カラ求人”も少なくないというのだ。
求人が増えても就職できない!?ハローワークに集まる“怪しいお仕事”の実態
第3回
公民館から中学校への避難があだに“閖上の悲劇”を生んだ「避難誘導」の謎
池上正樹
震災当時、在宅者の5分の1が犠牲になった宮城県名取市閖上地区。その要因として、市の指定避難場所の「閖上公民館」に避難した人たちが外に出され、「閖上中学校」に誘導される途中、津波に飲み込まれたことが挙げられている。
公民館から中学校への避難があだに“閖上の悲劇”を生んだ「避難誘導」の謎
第8回
2000年前には宮城に100メートル級の津波!?震災を警告した歴史学者が予見する「次の巨大津波」
池上正樹
「未曾有の自然災害」と言われた2011年の東日本大震災。その16年も前に、今回の巨大津波が襲来することを予言し、警告していた歴史学者がいる。その人物は、次に福島・岩沼沖で巨大津波が発生する危険性を警告する。
2000年前には宮城に100メートル級の津波!?震災を警告した歴史学者が予見する「次の巨大津波」
第144回
「『ひきこもり村』開村アイデア会議」を開催引きこもりが“問題”ではない社会は作れるか
池上正樹
「引きこもり」が問題にならなくなったその村は、きっと誰にとっても生きやすい、優しい村に違いない。そんな「ひきこもり村」の開村をテーマに、あなたが「ひきこもり村」の村長だったら、どんな村にしていくかを対話するフューチャーセッションが開かれた。
「『ひきこもり村』開村アイデア会議」を開催引きこもりが“問題”ではない社会は作れるか
第2回
名取市閖上の犠牲を大きくした「鳴らない防災無線」昨年末の余震でも再びサイレンが稼働せず
池上正樹
宮城県名取市閖上地区では震災当時に在宅していた約4000人中、その5分の1にあたる800人近くもの犠牲者が出た。その最大の原因の1つは、あの日、市の全域で、大津波警報の発令や避難を知らせる「デジタル防災行政無線」が鳴らなかったことだ。
名取市閖上の犠牲を大きくした「鳴らない防災無線」昨年末の余震でも再びサイレンが稼働せず
第1回
【新連載】現地再建か、内陸移転か町の再建に揺れる被災地・宮城県名取市閖上の確執
池上正樹
東日本大震災の津波によって、800人近い犠牲者を出した宮城県名取市の閖上。そんな閖上地区ではいま、町の再建を巡って、家を失った被災者と名取市側の間で、大きな隔たりが生まれている。なぜ、住民と行政の間で亀裂が生じてしまったのか。
【新連載】現地再建か、内陸移転か町の再建に揺れる被災地・宮城県名取市閖上の確執
第143回
人に迷惑をかけたくない――生活保護申請中に「無縁死」した40代男性
池上正樹
天涯孤独の状況にあった40歳代の無業者男性Aさんが、この3月の寒い早朝、自宅でこっそり亡くなった。家族とは音信不通で、頼る身寄りがなく、家も仕事もないまま、貧困にあえいでいたAさん。彼は、この社会からネグレクト(放棄)状態にあったとも言える。
人に迷惑をかけたくない――生活保護申請中に「無縁死」した40代男性
第142回
求刑超えの判決から一転、減刑へ「発達障害40代男性」を殺人犯にしたのは誰か
池上正樹
約30年の「引きこもり」の末、大阪市の自宅で当時46歳の姉を刺殺したとして、殺人罪に問われた42歳男性の控訴審で、大阪高裁の松尾昭一裁判長は、懲役20年の1審判決を破棄。懲役14年を言い渡した。この男性が殺人に及んでしまったのは、一体誰のせいだろうか。
求刑超えの判決から一転、減刑へ「発達障害40代男性」を殺人犯にしたのは誰か
第141回
広島発!行政の手を借りない就労支援「引きこもり」が特技を生かして自立する方法
池上正樹
引きこもった人たちの「毎日通える所が欲しい」「仕事につながることをやりたい」、そんな希望を叶える場所を身銭を切って、行政の手を借りずに作ってしまった人がいる。広島県福山市に「ドリィムスイッチ」を開所した中村友紀さんだ。
広島発!行政の手を借りない就労支援「引きこもり」が特技を生かして自立する方法
第140回
ママ友との関係、子育てのつまずきが要因!?普通の主婦が「引きこもり」になってしまう理由
池上正樹
主婦の場合、引きこもること自体、社会的に問題視されていない。昼間、家にいるという生活の外見上は、他の主婦と何も変わらないからだ。しかし、実は今、じわじわとその存在が増え始めている。なぜ彼女たちは引きこもってしまうのだろうか。
ママ友との関係、子育てのつまずきが要因!?普通の主婦が「引きこもり」になってしまう理由
第20回
なぜ記者会見に出席したのは委員長だけだったのか大川小検証委・初会合で抱いた真相解明への懸念
池上正樹
2月7日に第1回大川小学校事故検証委員会が開かれた。これまで検証対象外だった「事後対応」を検証範囲に含めるなど成果もあったたが、「公開」が条件だった委員会については、委員が映像に“事前検閲”を迫る異様な展開になった。
なぜ記者会見に出席したのは委員長だけだったのか大川小検証委・初会合で抱いた真相解明への懸念
第139回
実は男性ばかりではない!優秀な女性が「主婦の引きこもり」になっていた
池上正樹
これまであまり注目されることのなかった「主婦の引きこもり」。データ的な根拠はないとはいえ、潜在的に主婦の引きこもりの人たちも、かなり多いのではないかと実感させられる。しかも彼女たちは、比較的高学歴であったり、優秀な人たちが多いことにも驚かされる。
実は男性ばかりではない!優秀な女性が「主婦の引きこもり」になっていた
第138回
「離婚した専業主婦」は引きこもりと変わらない!?バツ1女性と538社落ちた男性が結婚するまでの苦闘
池上正樹
一度レールを外れると絶対に浮き上がることができないのが今の日本社会だ。この連載では、一度引きこもりになってしまうと社会復帰が非常に難しい現状を伝えてきたが、それは離婚をした専業主婦にもまた当てはまるようだ。
「離婚した専業主婦」は引きこもりと変わらない!?バツ1女性と538社落ちた男性が結婚するまでの苦闘
第137回
働きたい、自立したい若者が一歩踏み出すきっかけに京都府がはじめたお試し就労支援「職親制度」とは
池上正樹
引きこもりの人たちのための「職親」体験発表会が1月22日、京都府庁で開かれた。職親とは、就職する際の保証人制度。11年度末現在、114社が受け入れ先の「職親」として手を挙げ、50人が制度を利用。若者が自立に一歩踏み出すきっかけになっている。
働きたい、自立したい若者が一歩踏み出すきっかけに京都府がはじめたお試し就労支援「職親制度」とは
第19回
国会で大川小の検証を迫った唯一の議員の警鐘事態はなぜ何も変わらないままなのか
池上正樹
2012年12月、ようやく大川小の惨事を検証する第三者検証委員会が設置され、2月7日には第1回検証委員会が開かれることとなった。この問題を国会の場で唯一取り上げてきたのが、富田茂之衆議院議員だった。
国会で大川小の検証を迫った唯一の議員の警鐘事態はなぜ何も変わらないままなのか
第136回
40代引きこもり男性が親元から自立するには?緊張を強いられる生活保護申請の過程
池上正樹
引きこもりだった人が1人で生活保護を申請するには、とても高い壁がある。今回は、長年、親元で引きこもっていた40歳代のMさんが、生活保護を申請し、初めて1人暮らしを始めるまでにいたった過程を紹介したい。
40代引きこもり男性が親元から自立するには?緊張を強いられる生活保護申請の過程
第135回
子どもがレールを外れると家族まで崩壊する!?優秀な息子の就職失敗で引きこもりになった母親
池上正樹
今の日本は“人生のレール”から一度脱線すると、なかなか這い上がれない社会になっている。しかもそれは若者だけに限ったことではない。彼らの家族の人生までも崩壊させてしまうことになりかねないのだ。
子どもがレールを外れると家族まで崩壊する!?優秀な息子の就職失敗で引きこもりになった母親
第18回
石巻市議会承認で1月大川小検証委開催へ遺族が批判する「人選」への“文科省の言い訳”
池上正樹
大川小学校の惨事を検証する「第三者検証委員会」の設置を石巻市議会が承認した。市教委は、文部科学省の設置案に「(遺族から)概ね異論のない状態」などと説明したが、実際には「人選」などに対して遺族から異論や疑問が噴出、不信は強まる一方だ。
石巻市議会承認で1月大川小検証委開催へ遺族が批判する「人選」への“文科省の言い訳”
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