
石島照代
第7回
マイクロソフトが家庭用ゲーム機市場に参入して、来年で10年。欧米ではソニーと互角の戦いを見せるが、日本では苦戦中だ。20日に発売されるXbox 360用体感型ゲームシステム「Kinect(キネクト)」で念願の市場拡大は叶うのか。マイクロソフト執行役常務の泉水敬氏に聞く。

第6回
ハイスペックなエンターテインメントマシンとして鳴り物入りでデビューしながら、苦戦を強いられてきたソニーのPS3。最大の懸案だった価格が最安値モデルで2万9980円に下がり1年が経過、今年の年末商戦はいよいよ大勝負を仕掛けられそうだ。

第5回
「ニンテンドー3DS」の誤報が元で株価が乱高下した9月29日は、任天堂関係者には悪夢の一日になった。ソフトメーカーの体力不足、任天堂ハード市場のバランスの悪さ、外部環境の悪化という三重苦を抱えた任天堂は、将来も業界のリーディングカンパニーであり続けられるのか。

第4回
海外勢の躍進や円高などを背景に、日本のゲーム業界の前途に厳しさが増すなかで今日16日、「東京ゲームショウ2010」が開幕する。日本のゲームはいま一度世界で輝きを取り戻すことができるのか。海外からも注目されるキーパーソン二人に、その処方箋を語ってもらった。

第3回
セガといえば、いいモノを作るためには採算度外視も辞さない利益とコストのバランスの悪さで有名だったが、最近は企業として当たり前のコスト管理をすることで復調しつつある。セガは、ダメな子ではなく、やればできる子なのだろう。

第2回
2010年3月期決算から、1億円以上の役員報酬を得ている役員の氏名・金額が公表された。ゲーム業界の話題は岩田任天堂社長と和田スク・エニHD社長の役員報酬。業界の中堅社員50人に両者の報酬の妥当性を聞いた。

第1回
世界最大のゲームビジネスの見本市「E3」では、任天堂が別格の存在であることを見せつけた。対するマイクロソフトは「キネクト」、ソニーは「プレイステーション・ムーブ」を発表。技術開発優先型の市場を形成していることが、明確になった。
