高嶋哲夫

高嶋哲夫

作家
1949年、岡山県玉野市生まれ。1969年、慶應義塾大学工学部に入学。1973年、同大学院修士課程へ。在学中、通産省(当時)の電子技術総合研究所で核融合研究を行う。1975年、同大学院修了。日本原子力研究所(現・日本原子力研究開発機構)研究員。1977年、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)へ留学。1981年、帰国。
1990年、『帰国』で第24回北日本文学賞、1994年、『メルトダウン』で第1回小説現代推理新人賞、1999年、『イントゥルーダー』で第16回サントリーミステリー大賞で大賞・読者賞など受賞多数。
日本推理作家協会、日本文芸家協会、日本文芸家クラブ会員。全国学習塾協同組合理事。原子力研究開発機構では外部広報委員長を務める。
第10回
初顔合わせの日
高嶋哲夫
「首都移転チーム」初顔合わせの日が来た。メンバーは各省から選抜された総勢22人。森嶋はその顔ぶれを見て驚いた。その中に同期の優美子がいたからだ。集まったメンバーたちは、それぞれ不平不満を口にする。
初顔合わせの日
第9回
首都移転チーム発足
高嶋哲夫
森嶋は、渡辺大臣から新たに発足する首都移転チームへの異動を告げられる。そのリーダーには以前、国交省にあった首都機能移転室・前室長が就任するという。森嶋は早期退職して隠遁生活する前室長の自宅を訪ねる。
首都移転チーム発足
第8回
首都移転準備室
高嶋哲夫
森嶋が作成した首都移転の提案書について、渡辺国交省大臣は、準備だけは始めておくようにと言明する。一方、総理執務室では能田総理と主な閣僚らがアメリカ側が求める具体案について、対応を協議するが――。
首都移転準備室
第7回
黒いスーツの男たち
高嶋哲夫
仕事を終えて国交省のビルを出た森嶋は、黒いスーツを着た数人の男たちに取り囲まれ車中に押し込まれた。連れて行かれたホテルの一室では、ハドソン国務長官とロバートが待っていた――。
黒いスーツの男たち
第6回
国務長官との会談
高嶋哲夫
ハドソン国務長官とロバートの2人が特別機で来日する。前回、大統領特使として来日したロバートが手渡したレポートの内容について、日本政府の具体的な対策を確認するためだ。またしても森嶋が会談の通訳に指名される。
国務長官との会談
第5回
二つのレポート
高嶋哲夫
能田総理大臣と主だった閣僚たちは、二つのレポートを前に今後の対応策を協議していた。「東京直下型地震により日本に100兆円レベルの経済損失が出じ、1929年の世界大恐慌が再来する」――。果たして打つ手はあるのか?
二つのレポート
第4回
総理官邸
高嶋哲夫
アメリカ大統領特使のロバートから、能田総理大臣との極秘懇談の通訳を依頼された森嶋は、ロバートと2人で総理官邸に向かう。ロバートはシンクタンクが作成した大統領からのメッセージ付き極秘レポートを能田総理大臣に手渡す。
総理官邸
第3回
アメリカの友人
高嶋哲夫
森嶋真は、財務省キャリア官僚で同期の細川優美子と2年ぶりに再会。2人で帰国祝いの食事をする。深夜に帰宅し熟睡していた森嶋は、携帯の着信コールで叩き起こされる。声の主はハーバード時代の1年上の友人だった。
アメリカの友人
第2回
黒い影
高嶋哲夫
ハーバードの大学院留学から帰国して一週間。国土交通省のキャリア官僚、森嶋真は仕事を終えて、夜遅くに帰宅。すると自宅マンションの廊下の隅に、不気味な黒い人影を見つける。
黒い影
第1回
予兆
高嶋哲夫
今後5年以内に関東大震災レベルか、それ以上の地震が東京を襲うかもしれない。もしそうなったら首都機能は崩壊し、政治と経済はストップ。その損失額は110兆円におよび、日本発の世界恐慌にまで発展するかもしれない――。
予兆
予告篇
東京崩壊【予告編】
高嶋哲夫
この国に住み続ける限り、巨大地震は必ずくる。もう想定外などという言葉は通用しない。今後、日本が取るべき道は何か。その答えを探る連載経済小説。
東京崩壊【予告編】
新着
業界
学び
特集
書籍
業界
製造業 銀行・証券・金融 保険 建設・不動産 コンサル・士業 商社 運輸・物流 IT・通信 AI・テクノロジー エネルギー 医療・製薬 食品・農業 小売・外食 サービス・エンタメ メディア・広告 スタートアップ・新規事業 教育 財閥・学閥 予測・分析
学び
経営・戦略 マネジメント ビジネス課題 ビジネススキル 営業・マーケティング マネー・投資 相続・節税 年金 キャリア・働き方 受験・子育て 教養