磯崎哲也
『起業のエクイティ・ファイナンス』著者が考える、起業家に最も必要な資質とは
起業家やVCなど、スタートアップ関係者のバイブルとなっている『起業のファイナンス』『起業のエクイティ・ファイナンス』の著者・磯崎哲也氏が、スタートアップ経営者に最も必要な資質としてあげたのは、「vulnerability」という言葉でした。『増補改訂版 起業のエクイティ・ファイナンス』の発売を記念し、その詳細を解説してもらいます。

スタートアップ関係者のバイブル、『起業のエクイティ・ファイナンス』は増補改訂版でどう変わったのか?
起業家やVCなど、スタートアップ関係者の間で必読書となっている『起業のエクイティ・ファイナンス』が、8年ぶりに全面改稿されました。初版時の赤いカバーとの区別で、「青版」とも呼ばれる『増補改訂版 起業のエクイティ・ファイナンス』は、どのように変わったのでしょうか?

第6回
中学生ベンチャーキャピタリストにリアリティがある時代がやってきた
『起業のエクイティ・ファイナンス』の出版を機に行われた特別対談。投資×中学生という奇抜な取り合わせが反響を呼んでいる人気マンガ『インベスターZ』(週刊モーニング連載中)の著者、三田紀房氏が、ベンチャーキャピタリストである磯崎哲也氏に日本のベンチャーの実際と未来を聞いた。

第5回
日本にGoogleのような企業が出てこないのは優先株式が普及していないから
『起業のエクイティ・ファイナンス』の出版を記念してお送りする本連載の最終回として、「優先株式」の概要を紹介します。優先株式を使えば、リスクの高いアーリー・ステージのベンチャーでも1億円以上の資金調達が可能になり、将来的に巨大企業になる可能性を大いに高めることになります。

第4回
ベンチャーの未来を潰す、「エンジェルの持株比率取り過ぎ問題」
『起業のエクイティ・ファイナンス』の出版を記念してお送りする本連載。今回は、「投資契約」の重要性について解説します。いま日本のシード期のベンチャーでしばしば「エンジェルやインキュベーターの持株比率取り過ぎ問題」が生じており、それを防ぐためにも投資契約の知識が重要になってきます。

第3回
「心」の問題を考えるエクイティ・ファイナンス
『起業のエクイティ・ファイナンス』の出版を記念してお送りする本連載。今回からはそのエッセンスともいえる、ベンチャーの「資本政策」「投資契約と持ち株比率」「優先株式」の解説のさわりを紹介します。まずはベンチャーにおける資本政策の重要性と、エクイティ・ファイナンスの意義についてです。

第2回
不合理なファンド規制がベンチャー生態系を破壊する
金融庁による「適格機関投資家等特例業務の見直しに係る政令・内閣府令案」が、ベンチャーの育成に必須の「ファンド」の存立を危うくすると批判を呼んでいる。その背景について、東京大学エッジキャピタル社長の郷治友孝氏と、ベンチャー・ファイナンスの第一人者である磯崎哲也氏に解説してもらう。

第1回
ベンチャーブームを支える3つのツール
ベンチャー関係者のバイブル『起業のファイナンス』の続編となる『起業のエクイティ・ファイナンス』の出版を記念し、著者の磯崎哲也氏と東京大学エッジキャピタル(UTEC)代表の郷治友孝氏に、最近のベンチャー情勢と起業をめぐる環境について語ってもらった。
