AERAdot.
かつてないほど、子どもの社会的地位・学歴と保護者の学歴・経済力とに強い相関関係が見られるようになっている現代。「ペアレントクラシー(親の影響力が強い社会)」という言葉で形容できるほど、社会階層の固定化が進んでいる。生徒、保護者、学校、教育行政の観点から日本がペアレントクラシー化に至った経緯を分析し、教育の公正の実現に求められる策は何かを提言する『ペアレントクラシー 「親格差時代」の衝撃』(志水宏吉著/朝日新書)から、ペアレントクラシーの引き金となった教育制度の転換点について、一部抜粋・再編してお届けする。

足の親指の付け根などに激痛をもたらす痛風。その患者数は年々増加しているという。血液中の尿酸値が高いのが主な原因。放置すると重篤な合併症を患う可能性もある手ごわい病気だ。発症の原因と、尿酸値を下げる方法を探る。

現在は空前のねこブームともいわれています。テレビをつければ、たくさんのCMにねこが出演し、ねこをテーマにしたテレビ番組が毎週のように放映されています。書店に行ってみると、毎月のように新刊のねこ写真集やねこ本が発行され、「ねこコーナー」に平積みにされています。少し前までは、大都市にしかなかったねこカフェも、最近では地方都市でも普通に見かけるようになりました。

「いつも一緒にランチをしているのに、どうしてあの人は太らないんだろう……」。生活リズムや食の好みが似ている職場の同僚やママ友と比べて、なぜか太りやすい自分に不満や疑問を感じたことはありませんか?実はその答え、日常の“ちょっとした過ごし方の違い”に理由があるのかもしれません。

なぜラジオは3時間の生放送でも聞き続けられるのか? ラジオDJとして25年、第一線で活躍し続ける秀島史香さんですが、実は「もともと緊張しがちで人見知りで心配性」といいます。そんな秀島さんだからこそ見つけられた、誰でも再現できる「人が聞き入ってしまう会話のレシピ」を一冊に詰め込んだ『なぜか聴きたくなる人の話し方』からの連載。今回は、「相談され上手」に共通する2つのポイントをご紹介します。

1億総中流ははるか昔の話だ。気づけば、「失われた20年」は「30年」になり、賃金は増えず、物価は上がり、人は格差に疲弊している。もはや「1億総五里霧中」。多くの人が将来への不安を抱えている。AERA 2022年9月19日号の記事から。

仕事にやりがいを感じていている人でも、労働環境がブラックな人でも、転職を考えている人の多くは「人間関係」に悩み、それを主な転職理由としています。気まぐれな上司、言うことをきかない部下、一方的に敵視してくる同期……組織とは人がつくり、人で成り立つものであるがゆえに、人間関係の悩みは尽きません。自分が所属する組織の中でどう振る舞い、どのように人間関係を築くかは、決してAIには代替できない「最強のスキル」なのです。特に規律を重んじる官僚組織では、それはより顕著になります。内閣府の元官僚・久保田崇さんはハードな現場で「処世術(スキル)」を武器に生き残ってきました。その一部を『官僚が学んだ究極の組織内サバイバル術』(朝日新書)より抜粋。今回は「ブラックな職場から身を守る術」というテーマで、心身を病む前に人間関係を“やり過ごす”スキルを紹介します。

9月5日、静岡県伊豆市の山中でソロキャンプをしていた男性が、持ってきた飲料水がなくなって消防に助けを求めたというニュースが報じられた。これに対して、SNS上では「迷惑」「準備不足」などと厳しい批判が飛び交った。近年、人気となっているソロキャンプだが、こうした準備や知識不足によるトラブルや、キャンパーによる迷惑行為も散見される。具体的なトラブル事例と対処法を取材した。

なぜラジオは3時間の生放送でも聞き続けられるのか? ラジオDJとして25年、第一線で活躍し続ける秀島史香さんですが、実は「もともと緊張しがちで人見知りで心配性」といいます。そんな秀島さんだからこそ見つけられた、誰でも再現できる「人が聞き入ってしまう会話のレシピ」を一冊に詰め込んだ『なぜか聴きたくなる人の話し方』からの連載。今回は、部下や後輩に厳しい言葉をかけたとき、最後に付け加えたい言葉ついてご紹介します。

誰にでもある物忘れ。けれどそれが頻繁だと、「もしかして認知症?」と不安になってくる。加齢によるものと、認知症などの病気が原因のものとの違いを理解し、気をつけたい症状や受診の目安を知ることで、正しく備えよう。また、本人や家族は物忘れを訴えているのに検査では記憶障害自体を確認できない「主観的記憶障害」も注目されている。昔は『考えすぎ』と言われていたが、近年の研究によって、こういった人たちは、将来認知症になるリスクが高いことがわかってきた。

お盆休みも終わって、朝から晩まで働く日常が戻ってきた。でも、「子どもたちの夏休みはまだ続くから、ランチの用意もまだ続く……」は共働き家庭の夏休みあるある。出勤前にお昼の心配をするのも、在宅勤務中に作るのも、毎日となると「そんな時間はない!」となるのが目に見えている。今年はこれに、例年以上の暑さと食材価格の高騰が加わって、まさに「三重苦」。何とかしてこの状況を打破したいと思っていたら、「最強のツール」を教えてくれた人がいた。料理研究家の牛尾理恵さんだ。

サウナブームが続いている。一人でも楽しめる個室系や見た目が美しいビジュアル系など新しいサウナが増えている。日本サウナ学会代表理事で医師の加藤容崇(やすたか)さんに、サウナの健康効果と正しい入り方を聞いた。

明治維新による新政府樹立後、多くの藩は財政難にあえいでいた。戊辰戦争により出費がかさんだうえに、新政府により藩歳入の使い道まで定められたためである。苦境に立たされ廃藩を申し出るところも多かったが、金策に走りどうにか乗り切ろうとした藩も存在した。その金策のひとつに、「偽金」がある。河合敦著『江戸500藩全解剖 関ヶ原の戦いから徳川幕府、そして廃藩置県まで』(朝日新書)では、偽金造りを行った二藩の行く末が記されている。同じく偽金造りを行ったにもかかわらず、それぞれの藩の未来は全く異なる結果となった。その理由とは――。

BTSのメンバーらK-POPアイドルが紹介した韓国本が売れている。韓国発“アイドルセラー”から、厳選した6冊を紹介する。AERA 2022年8月15-22日合併号より紹介する。

なぜラジオは3時間の生放送でも聞き続けられるのか? ラジオDJとして25年、第一線で活躍し続ける秀島史香さんですが、実は「もともと緊張しがちで人見知りで心配性」といいます。そんな秀島さんだからこそ見つけられた、誰でも再現できる「人が聞き入ってしまう会話のレシピ」を一冊に詰め込んだ『なぜか聴きたくなる人の話し方』からの連載。今回は、自分らしさを見つけるためのヒントをご紹介します。

食料品店やECサイトには、さまざまなダイエット食品が並んでいます。「低カロリー」「糖質オフ」といった表現にひかれて、あれもこれもと手を伸ばしがちですが、正しい知識を持っていないと「実はダイエットには不向きなもの」を選んでしまうことも。早稲田大学大学院で運動生理学を学び、「ダイエットコーチ計太」としてYouTubeでも活躍するパーソナルトレーナー・計太さんが、ダイエットに取り入れる際に気をつけたい三つの食品についてお伝えします。

なぜラジオは3時間の生放送でも聞き続けられるのか? ラジオDJとして25年、第一線で活躍し続ける秀島史香さんですが、実は「もともと緊張しがちで人見知りで心配性」といいます。そんな秀島さんだからこそ見つけられた、誰でも再現できる「人が聞き入ってしまう会話のレシピ」を一冊に詰め込んだ『なぜか聴きたくなる人の話し方』からの連載。今回は、相手のモードに合わせた声に着替えるための、「声のワードローブ」の増やし方をご紹介します。

「第7波」の爆発的拡大で、全国の感染者数が過去最多となっている。精神科医・和田秀樹さんは、この時期の「コロナうつ」に警鐘を鳴らす。新型コロナウイルスの感染拡大が始まってから、報道などで「コロナうつ」という言葉を聞く機会が増えました。とはいえ、「普通のうつ病と何が違うの?」と疑問をお持ちの方もいるでしょう。

長年アフリカの開発研究に携わってきた、アジア経済研究所上席主任調査研究員の平野克己さんが、最新刊『人口革命 アフリカ化する人類』を上梓した。改めてアフリカの「ビジネス・チャンス」について解説する。

安倍晋三元首相が銃撃されて死亡した事件で、殺人容疑で送検された山上徹也容疑者(41)。母親が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に多額献金した結果、家庭が崩壊したことで、教団への恨みが凶行の動機につながったと見られている。山上容疑者は、いわゆる“宗教2世”だ。信仰の種類や教義にかかわらず、親が信じる宗教を自分も信じなければいけないという点は共通しており、親の宗教や信仰によって精神的、経済的に追い詰められたり、現実生活や人生設計が思い通りにいかない「2世」は少なくないとされる。AERA dot.では昨年、「カルト2世に生まれて」として、親の信仰によって苦悩し、生きづらさを抱えた2世たちのインタビューを短期連載した。2世たちの声を改めて再掲する。
