庄司太郎
海軍の窓から歴史を学ぶ
1945年11月、日本海軍は73年9ヵ月の歴史に幕を下ろした。世界第3位の海洋国家だった日本は名実共に滅び、著者は20歳の海軍中尉としてこの日を迎えた。

伝説の大統領による述懐
理想主義者ではない。現実をよく見て、人々の生活の向上に集中し、自らは清貧に徹した。本書は、彼がノーベル平和賞候補になった理由を明らかにする。

追体験でイスラムを学ぶ
今、イスラム教が注目を集めている。人々は、聖典の「コーラン」を読まずに、既存のイスラム観が投影された報道などにより、イスラム世界を判断する。そんな中で、本書は、ユダヤ系米国人の女性ジャーナリストが、かつての同僚である英オックスフォード大学のインド人イスラム学者と1年間、2人でコーランを会読・輪講した道のりを追体験できるノンフィクションだ。

エネルギー論争の基本
著者は、2011年3月11日に起きた東日本大震災を踏まえて、その3ヵ月後に、これからの“エネルギー選択”を考えるために出版した。

満州事変の背景に迫る
本書は、1986年からNHK特集で放送された「ドキュメント昭和」を書籍化したもので、95年に改訂・改題した文庫シリーズの一冊だ。

“ジハード”の本質を学ぶ
日本では「聖戦」と訳されることが多いジハード論が盛んな背景には、イスラム過激派がジハードを主張することで自分たちの武装闘争やテロ活動を正当化する状況がある。
