
中野信子
「毒親=母親」という大いなる勘違い、子どもを潰す父親の「信じがたい頭の中身」
すっかり定着した感のある「毒親」。過度の干渉で支配しようとするなど子供の成長にとって「毒」となる振る舞いをしてしまう親のことで、多くのドラマや映画などのテーマになっています。「毒親」というと、母親をイメージしがちですが、最近の研究では、男性にこそ妬みは強く存在します。そして、自分の子ども才能の芽を摘んでしまうこともよくあるのです。そこで今回は、脳科学者としてだけでなく、様々なメディアでコメンテイターとしても活躍している中野信子さんの最新刊『なぜ、愛は毒に変わってしまうのか』より、「毒親」といわれる父親に迫ります。

日々人間関係について考え続ける演出家の鴻上尚史氏と脳科学者の中野信子氏が、現代社会の息苦しさから抜け出し、心地良く生きるためのコミュニケーションについて語った対談の第2弾。前回に続き、『同調圧力のトリセツ』(小学館新書)から、テレビでコメンテーターとしても活躍する中野氏がコメントする際に気を付けていること、雑誌で人生相談の連載を持つ鴻上氏の「聞き方」などについてご紹介します。

不安がちで群れたり、集団からはみ出す人を攻撃したりしやすいのは日本人の特性…と諦めぎみによく言われます。日本人を縛る「同調圧力」とどう向き合えばいいのでしょうか?日々人間関係について考え続ける演出家の鴻上尚史氏と脳科学者の中野信子氏が、現代社会の息苦しさから抜け出し、心地良く生きるためのコミュニケーションについて語り尽くしました。鴻上氏はコロナ禍で「好きなことをしていてたたかれる国になった」と感じたそうです。また、サッカーW杯の日本代表選手への誹謗中傷も話題となりましたが、その根底にあるものについて考える、『同調圧力のトリセツ』(小学館新書)からの抜粋です。

世界で通用する「頭のいい人」にはどんな共通点があるのか――。東大、フランス国立研究所、MENSAなどで世界のさまざまな「頭のいい人」を見てきた脳科学者の中野信子氏が、本当に賢い人たちが実践しているパフォーマンスを最大化するコツを紹介します。頭のいい人が「笑顔で主張する」理由とは?

人生とは、まさしく判断の連続。仕事で決めることや住居の選択はもちろん、今日の服装、会議でどんな発言をするか、ランチに何を食べるかなど…人間が生きていくには毎日、それこそ毎分毎秒、さまざまな判断を下す必要があります。そこで、今回は脳の仕組みを上手に生かしてさまざまな局面で“より自分に利益をもたらす判断”をしていくための方法を紹介します。

「脳」というと、手や足のように意思のとおりに動かせないものと思われがちですが、意外と単純にできていて、「こう刺激すれば、こう反応する」という、お決まりのパターンがあります。つまり、筋肉を動かすかのように脳をうまく働かせれば、もっと能力を高めることができるのです。そこで今回は、中野信子氏の『あなたの脳のしつけ方』(青春出版社)から、そんな聞きわけのいい脳をつくるための具体的な実践法を紹介します。
