2008.8.12 「3回の食事」より、「1回のお酒」 普通に10回会うよりは、3回の食事を一緒に。3回の食事よりは、1回のお酒をつきあうほうがいい。一緒にお酒を飲む間柄になれば、こちらから聞き出そうとしなくとも、相手のほうから何でもしゃべってくるだろう。
2008.8.8 いっそのこと、「泣いて」みる 「泣き落とし」のような情感に訴える方法は決して悪い方法ではない。最後の奥の手ではあるが、きわめて強烈なインパクトを持っており、ビジネスでも有効だ。泣いて、泣いて、とにかく相手の同情を引くのである。
2008.7.25 相手と「長く一緒に」いてはいけない 相手のホンネが読めないからといって、ムキになって時間をかけるのは考えものだ。「次回に期待しよう」と気楽に考えたほうが交渉はうまくいくもの。長いこと一緒にいすぎてはダメなのである。
2008.7.15 「お金にこだわらない」という人は、ウソツキか怠け者 もし相手のことをよく知りたいのなら、「どれくらい報酬を望みますか?」と聞いてみよう。「お金にこだわりません」という人は、ウソをついているか、仕事ぶりにやる気が見られないかのどちらかである。
2008.7.10 「身長」が高い人ほど「プライド」も高い 相手がどれくらいプライドが高いのか――それを知るには、相手の「身長」を見ればいい。「身長が高いほど、プライドも高い」というのだ。カナダの心理学者の調査により、約88%の確率でそれが証明されている。
2008.7.1 質問されると、目を「右に動かす」タイプは要注意! アメリカの臨床心理学者の研究によると、質問をされて「右を向く」人は、他人への攻撃性が高いことがわかった。もし、あなたの交渉相手が質問されるたびに目を右に向けるタイプなら、厄介な交渉者であるといえる。
2008.6.26 あえて「聞かなくてもいい」という態度をとり、相手を会話に引きずり込む 私たちには、禁止されるとそれを破りたくなるという天邪鬼な心理がある。これを逆手にとれば、相手を自分の会話に引き込むどころか、相手をしゃべりたくてウズウズさせることさえ可能だ。
2008.6.17 わざと「無知」を装い、相手に気を許させる もしあなたがかなりの実力者だったとしても、少しばかり「無知を装う」ことも必要だ。愚かなところをちょっとばかり演出すれば、相手は警戒心を解き、気を許してくれる。
2008.6.12 怒る時は「一気に」、ほめる時は「小出しに」 人心掌握の基本はできるだけ嫌われることを避け、好かれるようにすること。相手の心の中に敵意を持たせることは厳禁。そのためには、怒る時はまとめて一気に、ほめる時は小出しにやるのがポイントだ。
2008.6.5 うなずく時は、あえて“大げさ”に 相手があなたに心を開いてくれないのは、あなたの「うなずきが少ない」せいかもしれない。あえて“大げさに”うなずくことで、相手の口を滑らかにし、心を開かせることができる。
2008.5.29 信念をねじ曲げてでも、相手に「迎合」せよ 相手に合わせて自分の意見を変えるのは決して悪いことではない。相手が心を開いてくれることを第一に考えるなら、自分の信念を曲げたり押し殺して相手に「迎合」することなんて、たやすいことだ。
2008.5.22 初対面の時は“事前に”相手のことを調べ上げておく 初対面の相手には何より事前情報がモノをいう。とにかく相手あってのビジネスなのだから、調べられることは何でも調べておくこと。相手のことを徹底的に調べると、初対面の緊張感を減らす効果もあるのだ。
2008.5.15 「きれいごと」で相手のホンネは読めない ビジネスの成功は「人間関係を制することにある」といわれるが、人間関係を制するには、いかに自分のホンネをさらさず、相手のホンネだけを探り出すという「したたかさ」が重要である。
2007.12.20 心理戦術で相手を操る『交渉力養成ドリル』 交渉の場を想定した設問と、最新の学術データに基づいた解説で「交渉力」を身につける。ビジネスマンにとって最も重要なスキルを高める、大人のための「宿題」。