内藤誼人
第3回
話しているときの声の高さは、聞く人に与える印象を左右するといいます。心理学者の内藤誼人氏の新著『ムリなく・賢く・自分を守る 人に嫌われない技術』の中から、話すときに相手に好印象を与えるテクニックをお教えします。

第2回
「ゴマすり」はとかく軽蔑されがちだが、誰にでもやれるものではないし、ゴマのひとつもすれない人間が批判すべきではない――。そう説くのは、心理学者の内藤誼人氏。新著『ムリなく・賢く・自分を守る 人に嫌われない技術』の中から、ゴマすりについての考察を紹介します。

第1回
「好かれる」などと積極的なことは考えなくとも、どうすれば嫌われないかを考えて、それを絶対にしないと決めるだけでムリのない人間関係が築けます。心理学者の内藤誼人氏の新著『ムリなく・賢く・自分を守る 人に嫌われない技術』の中から、人間関係を円滑にするテクニックを紹介します。

最終回
私たちは、“ほかの人”の影響に弱い。大勢の人が支持しているもの、賛成しているものは、自分も支持したり、賛成したくなってしまうのだ。そういった心理を巧みに利用し、自分の提案に説得力を持たせる一言を付け加えると効果的である。

第19回
単に値引きをしたから相手が喜んでくれると考えるのは、早計である。どうせ値引きをするのなら、相手が心から満足してくれるような作戦をとろう。端数での譲歩にすぎなくとも、相手に「ずいぶん安くしてくれた」と感じさせることは可能だ。

第18回
交渉の基本的なルールは、「衝突せずに、簡単に決まりそうなもの」からやっていくのがよい。最初に、うまく、ポン、ポンと話がまとまっていけば、その勢いで最後までまとめることができるからである。

第17回
ビジネスでは「裏切り」を受けることが多い。しかし、こちらもそれをすると関係が壊れる、と協力的な態度をとるのは間違いだ。相手のほうがひどい対応をとってきたときには、遠慮する必要はなく、やり返せばよい。

第16回
あなたは交渉が決裂しそうなとき、相手の譲歩を引き出すためにどのような作戦をとっているだろうか。もし「罪悪感」と「後悔」戦略をとっていたとしたら考え直すべきだ。下手に出すぎると、相手はあまり譲歩してくれないのだ。

第15回
相手の話を聞くとき、「相手の立場を理解しつつ、相手に共感すること」がもちろん大切だ。しかしそれとは間逆で、交渉においては「相手の言うことに耳を貸さず、強引に自説を主張する」こともテクニックの1つとして有効である。

第14回
あなたは交渉の際、取引先と“腹の探り合い”に終始していないだろうか。それではいつまで経っても交渉は進まず、決裂してしまう恐れもある。今回は、時間と労力をムダにしないとっておきの交渉術をご紹介しよう。

第13回
あなたは値引きの交渉の際、あっさりと応じてはいないだろうか。あまり簡単に要求が通ってしまったのでは顧客は満足できず、かえって不満にさえ感じてしまう。「じらせるだけじらす」ことが交渉では大切だ。

第12回
競合他社を凌ぐために、相手の2倍も3倍も力を出せ、と言われたことがあるかもしれない。しかし、それは現実的ではなく、不可能なことも多い。そこまで頑張らずに勝るには、「相手より10分の1だけ前に出る」だけでよい。

第11回
交渉の場合、約束の何分前までに準備をしておくのがよいだろうか。もし、相手を待たせてしまった場合、罪悪感があるため、その後の交渉でもあまり強く出られなくなるかもしれない。早く準備をしておくのに越したことはないのだ。

第10回
他人を説得するのは非常に難しい。なにごとも「話せばわかる」というのは幻想であって、話したところで理解してもらえないのが人間である。では、どのように相手を納得させれば、最も効果的なのだろうか。

第9回
あなたは商談中、相手が答えを言う前に、矢継ぎ早に質問をくり出してしまってはいないだろうか。実はその方法では、お客のホンネを引き出すことは難しい。お客から愛されるためには、質問をする際にもテクニックが必要だ。

第8回
人見知りで人付き合いが苦手な人は、「たくさんの友だち」を作ろうと手を広げすぎ、深い付き合いができないことが多い。そのため、いつまで経ってもうまくいかないのだ。では、付き合いベタを解消するにはどうすればよいのだろうか。

第7回
商談では、「地位の高い人」や「権限を持っている人間」に話しかけねばならないと思いがちだ。しかし、交渉の勢いを自分に引きつけるためには、自分の味方になってくれ、波長の合う「チアリーダー」に話しかける方が有利だ。

第6回
「自分の得意な話題」を中心にしてビジネス会話を進めるは、避けるべきだ。しかし、「自分の得意な話題」を使うこと自体は悪いことではない。会話のウォームアップにより、不安がなくなり、魅力的な自分を演出することができるからだ。

第5回
メモは、自分の頭の中をはっきりさせる効果があるのである。つまり、メモのとり方がうまくなることは、それだけ仕事に関する自分のスキルを高めてくれるだろう。では、交渉の場で必要な「メモとり」の技術とはどんなものだろうか。

第4回
誰しもがあいづちの重要性はわかっているのに、具体的なやり方を知っている人は、驚くほど少ない。しかし、正しいあいづちを打つことによって、思い通りに相手を誘導でき、さらに自分を「優秀」に見せることも可能なのだ。
