増田ユリヤ
ウクライナ侵攻を続けるロシア。プーチン大統領は当初「3日で終わる」とみていたものの、まもなく1年になる。ジャーナリストの池上彰氏と増田ユリヤ氏がプーチン氏の犯した「大誤算」と停戦・休戦の行方について語った。

ロシアがウクライナに侵攻して間もなく1年がたちます。欧州では、過去の戦争による国境線の変動の影響を今もひしひしと感じます。元は同じ言語や文化を共有していた人たちが、国境線のこちら側とあちら側に分かれてしまうのです。ウクライナに侵攻したロシアも、ウクライナ東部・ドンバス地方のロシア語話者の保護を侵攻の口実にしていました。

米国で深刻なインフレが続いている。FRB(米連邦準備制度理事会)は12月14日の金融政策会合で利上げ幅を縮小したが、依然として金融引き締めに積極的だ。そんな中、「インフレの根本原因はトランプだ」との非難が出ている。その真相とは?

11月8日に行われた米中間選挙。異例の大接戦の末、12月7日にようやく全議席が確定した。池上彰氏と増田ユリヤ氏が現地取材を通して分かった本当の争点と、米国の選挙予測がいつも外れる構造的理由を解説する。
