増田ユリヤ
斎藤元彦・兵庫県知事が県議会から不信任決議が出されたことで失職し、出直し選挙に臨みました。結果、斎藤氏は知事選に再度勝利しましたが、選挙そのものが社会に波紋を投げ掛けています。

2024年のノーベル平和賞に、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)が選ばれました。日本被団協はあくまでも被爆者の立場から訴え続け、国際社会に訴える説得力を持つに至りました。現在の国際情勢において、唯一の被爆国である日本だからこそ、できることがあるはずです。

イスラエルとハマスの紛争の勃発から1年。イスラエルは、レバノンへの地上侵攻を開始し、さらにイランとのミサイルの応酬も断続的に行っています。イスラエルとしては脅威を排除するための攻撃という大義名分を立てていますが、中東情勢は一層の悪化が懸念されます。

「極右躍進」と欧米メディアで大きく報じられた、ドイツの州議会選挙。連邦制のドイツで「極右躍進」が警戒されている理由とは?

アメリカ大統領選の討論会ではハリス優勢でも、まだ投票先も、投票するかどうかも決めかねているという人が多い。選挙の予測が難しい理由とは?

14年ぶりに保守党から労働党への政権交代を果たした英国で、移民を巡る大きな暴動が起きました。英国では、移民問題は引き続き大きなテーマになっていて「移民に対する国民の『不穏な不満』が募っている」とも。不穏な不満とは何か。

カマラ・ハリス米副大統領が次期米大統領選挙の民主党候補として、正式に指名を受けました。トランプ前大統領が銃撃されて一気に同情票が流れるのではとの予想もありましたが、ハリス氏、トランプ氏の支持率は拮抗。大統領選の行方はこれで全く分からなくなりました。

バイデン氏は大統領選からの撤退表明後、副大統領のカマラ・ハリス氏を大統領候補に推薦しました。ハリス氏は、若年層からの支持が高まりつつあります。

英国、フランスで行われた解散総選挙の結果を受け、世界に激震が走っています。英国総選挙では、与党の保守党が惨敗し、14年ぶりに労働党への政権交代が起きています。

「右派勢力の躍進」「極右台頭の衝撃」――。6月6日から9日にかけて行われた欧州議会選挙の結果を受けて、各メディアではこうした文言が飛び交いました。“極右”とされるフランスの政党、国民連合が所属する会派「アイデンティティーと民主主義」が議席を9伸ばし、マクロン仏大統領が率いるリベラルの「欧州刷新」は議席を22も減らしています。

イスラエルはガザ地区最南部のラファへの攻撃を開始し、パレスチナの状況は悪化するばかりです。イスラエルに融和的な米国政府の姿勢に対する抗議の声は日増しに高まっています。特に米国の学生たちの行動は広がり続けており、大学側との摩擦も生じています。

東京15区の衆議院議員補欠選挙で「選挙妨害」に注目が集まりました。候補者を出した「つばさの党」の陣営が他の候補者の演説現場に乗り込み、選挙運動を妨害したという容疑で党の代表など3人が警視庁に逮捕されました。

トランプ前米大統領を巡る裁判が次々に始まっています。現在、4件の容疑で起訴されていますが、これらに対応するための弁護士費用が実に77億円にも達し、政治資金として集めた金を弁護士費用に回すことで何とかしのいでいる状況です。しかしいよいよお金が足りなくなってきたので、今度は共和党を乗っ取ると宣言しています。

イスラエルと、パレスチナを実効支配しているイスラム組織ハマスの戦闘開始から、半年がたちました。ハマスのテロによる攻撃と人質の拘束が端緒になっているとはいえ、ガザ地区ではすでに3万3000人超がイスラエルの攻撃によって死亡。家屋の60%が倒壊し、負傷者は8万人近くに達するとみられています。

一般入試の枠を絞ると偏差値が上がる?裕福な家庭の子どもが有利?学びの機会の平等について、ジャーナリストの池上彰氏と増田ユリヤ氏が対談した。

自民党を巡る政治資金問題で、2月29日と3月1日に衆議院政治倫理審査会が開かれた。政倫審はただのガス抜き?「証人喚問」ができない理由とは?ジャーナリストの池上彰氏と増田ユリヤ氏が対談した。

政界を揺るがす自民党のパーティー券問題。裏金は何に使われるのか。日本の制度の問題点は何か。ジャーナリストの池上彰氏と増田ユリヤ氏が徹底解説する。

3月に迫るロシア大統領選挙。プーチン大統領が「若々しく」「民主的に」勝つために出された出馬条件とは?弾不足のウクライナに待ち受けるもう一つの試練とは?ジャーナリストの池上彰氏と増田ユリヤ氏が明かした。

チョコ選びが楽しくなる!王室御用達ブランドと“旬のお店”の「人に話したくなる物語」
今日はバレンタインデー。どのチョコレートを選ぶべきか目移りしてしまうが、ゴディバ発祥の地・ベルギーはチョコ大国であり、ほかにも有名ブランドがひしめいている。彼らの歴史や商品の成り立ちなども知っておけば、チョコ選びが何倍も楽しくなること間違いなしだ。本稿は、増田ユリヤ『チョコレートで読み解く世界史』(ポプラ社)の一部を抜粋・編集したものです。

イスラエルによるガザ地区攻撃により、ガザ地区の死者数は2万5000人を超えた。2023年12月に米国を取材したジャーナリストの増田ユリヤ氏によると、ユダヤ人の中でも即時停戦を求める人々がいるという。池上彰氏と対談した。
