三浦健史
万博の成否もそうだが、万博が終わった後の大阪がどうなるのか、景気が好転するかが気になる。この10年ほど、大阪では商業ビルやタワマンが建ち、屋台で覚醒剤を売るほど治安の悪かった公園も生まれ変わったが、そうした再開発がついに一巡してきた。維新の会の真の狙いは、万博をきっかけとした都市開発。カジノリゾートやF1も含めたエンタメシティを誕生させる気だ。しかし、そう簡単に進むわけがない三つの懸念を指摘したい。

ニッポン放送が「オンラインカジノ」のCMを放送していたことに関して、“言い訳”まがいの声明を発表した。一方それとは別に、韓国のカジノIRを猛烈に宣伝するような番組も存在している。カジノとメディアの事情は、どうなっているのか? カジノIRに詳しい専門家が解説する。

お笑いコンビ「令和ロマン」の高比良くるまさんが、オンラインカジノ騒動で活動自粛を発表した。オンラインカジノの宣伝広告は見かけるのにもかかわらず、どういう理屈で違法になるのか?

「F1誘致」を表明した大阪観光局。「カジノの次はF1だ!」とぶち上げたくなるのだろう。しかし、両者の間には、天と地ほどかけ離れた明確な差がある。

大阪府・大阪市が進める、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の区域整備計画が、4月14日に政府に認定された。『大阪ダブル選の争点「カジノIR」初期投資はUSJの7倍、雇用は1.5万人!計画の全貌とは』に続き、大阪IRができた場合のビジネス面に焦点を絞り、カジノ産業で成長が期待される企業や、日本ではあまり知られていないが、実は世界のカジノ業界では超有名な隠れた名企業を紹介する。

大阪府・大阪市が進める、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の区域整備計画が、4月14日に政府に認定された。『大阪ダブル選の争点「カジノIR」初期投資はUSJの7倍、雇用は1.5万人!計画の全貌とは』に続き、大阪IRができた場合のビジネス面に焦点を絞り、カジノ産業で成長が期待される企業や、日本ではあまり知られていないが、実は世界のカジノ業界では超有名な隠れた名企業を紹介する。

4月9日投開票の大阪府知事・大阪市長のダブル選挙(統一地方選挙)では、カジノを含む巨大複合施設「統合型リゾート」(IR)の是非を巡って、賛成派と反対派に割れている。しかし、大阪以外の地に住む人は、「日本にカジノが誕生」と聞いてもピンとこない人が多いだろう。そこで、大阪IRの主な動きと、巨額投資の全貌を解説する。
