キム・ヘナム

精神分析医

精神分析専門医。1959年、韓国ソウル市生まれ。
高麗大学校医科大学を卒業し、国立精神病院(現国立精神健康センター)で12年にわたり精神分析の専門医として勤務。慶熙大学校医科大学、成均館大学校医科大学、仁済大学校医科大学、ソウル大学校医科大学でも教壇に立ったのち、キム・ヘナム神経精神科医院を開業し患者の治療にあたる。

開院して1年にも満たない頃、40代前半でパーキンソン病を発症。死を願うほど絶望する日々を過ごすも、「大切な今を台無しにしてはいけない」と気持ちを切り替える。診察を再開する傍ら、投薬治療も開始。仕事、家事、育児にいそしむ日常に戻る。パーキンソン病と闘う精神科医として活躍し、現在は療養に専念している。

ベストセラーの『心理学が30歳に答える』をはじめ、数々の書籍を送り出し、現地では累計100万部超の人気作家として多くの読者の共感を得ている。『もし私が人生をやり直せたら』は2015年に韓国で出版されて以降ロングセラーとして読み継がれ、韓国政府の「世宗図書」にも選定。本書は、2022年に発売された増補改訂版の日本語翻訳版である。

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