下重暁子
作家・下重暁子が「自らの訃報」で絶対に書かれたくない「死因」とは?
「死因は老衰」「命をいただく」「地球にやさしい」……意識しないと聞き流してしまうこれらの表現だが、少し立ち止まって考えると違和感のある表現だということに気づくだろう。作家の下重暁子によれば、「ある言葉が流行っているとき、そこに何が反映されているのかを読み取る『勘』を磨くべき」なのだという。本稿は、下重暁子『怖い日本語』(ワニブックス【PLUS】新書)の一部を抜粋・編集したものです。

「とりあえずモザイク」が止まらぬテレビ業界に、作家・下重暁子が思うこと
「プライバシーの保護」が重要視されている現代。過剰な自主規制によりテレビ画面にも違和感のあるモザイクが増え、もはや何がしたいのかわからない始末だ。そんな風潮に抱く違和感を、作家の下重暁子が鋭く指摘する。本稿は、下重暁子『怖い日本語』(ワニブックス【PLUS】新書)の一部を抜粋・編集したものです。

謝罪の際に「心に届く言葉」を話せる人と話せない人のたった1つの違い
「誤解を恐れずに言えば」「自分ごと」……よく考えると違和感のある表現が、あなたの周りにもあふれかえっていないだろうか。断言を避けるようなこれらの言葉には、できることなら「責任回避」したいという現代人の意識が垣間見えるという。作家の下重暁子が、いまどきの日本語表現に潜む危うさを鋭く指摘する。※本稿は、下重暁子『怖い日本語』(ワニブックス【PLUS】新書)の一部を抜粋・編集したものです。

母は生前、なぜ枕元に“短刀”を忍ばせていたのか?作家・下重暁子さんが親から受け継いだ「生きる覚悟」とは
米寿(88歳)の作家・下重暁子さんの母が亡くなった時、その枕元から短刀が見つかった。女優・秋吉久美子さんは、古希(70歳)を迎えるにあたって、まっすぐで脆い「少女の幻想」の殻を破ろうという思いに至った。時代を超えて、新しい女性の生き方を切り開いてきた2人が、今思うこととは。※本稿は、秋吉久美子 下重暁子『母を葬る』(新潮新書)の一部を抜粋・編集したものです。

母を看取って歳月がたっても「葬ることができていない」と悔やむ理由、 女優・秋吉久美子さんと作家・下重暁子さんが吐露
母にとって「優しくない娘」だったと語る、米寿(88歳)の作家・下重暁子さん。「少女」のままだった母には反抗できなかったと語る、古希(70歳)を迎えた女優・秋吉久美子さん。母への感じ方は異なっているが、2人とも看取ってから歳月が経っても、母を葬(おく)ることができていないと感じている。※本稿は、秋吉久美子 下重暁子『母を葬る』(新潮新書)の一部を抜粋・編集したものです。

スポーツ選手の「感動を与えたい」は厚かましい、元NHKアナの人気作家が感じる“危うさ”の正体
ここ数年、高齢女性の一人暮らしや慎ましくも豊かなライフスタイルを綴った本が注目を集めている。人生100年時代、老いてもなお人生を生き生きと楽しむためにはどうすればいいのか。元アナウンサーで現在87歳の下重暁子が「自分で自分を楽しませる」ための秘訣を綴る。本稿は、下重暁子『結婚しても一人』(光文社新書)の一部を抜粋・編集したものです。

お見合い写真を破ってドブに捨てた…元NHKアナの人気作家が「結婚適齢期は36歳」と語るワケ
婚姻率は低下し、出生率も過去最低を記録するなど日本の結婚と出産に関する状況は、近年大きく移り変わっている。未婚化、晩婚化、少子化がすすむなかで、「女性の結婚適齢期」と「少子化問題」を、元NHKアナウンサーでベストセラー作家の下重暁子氏はどう考えるのか。本稿は、下重暁子『結婚しても一人』(光文社新書)の一部を抜粋・編集したものです。

結婚相手の「親が好き」で結婚した女性の末路
結婚後の義家族との付き合いが、悩みのタネとなっている人は少なくないはず。義理とはいえ家族は家族。夫婦でいる限り、無理してでも付き合いを続けるべきなのか? 元NHKアナウンサーで作家の下重暁子氏が、結婚生活を振り返りながら、夫婦がストレスなく暮らすためのヒントを綴る。本稿は、下重暁子『結婚しても一人』(光文社新書)の一部を抜粋・編集したものです。
