朝日新聞スポーツ部
「僕も藤浪にならなきゃ」甲子園常連校、大阪桐蔭・西谷監督が明かす組織作りと選手育成術
甲子園、春夏通算8度の優勝を誇る大阪桐蔭高校・西谷浩一監督。組織を作る上で、リーダー=主将の存在は「最重要」との信念で、強豪校を築き上げた。藤浪晋太郎(阪神─アスレチックス)と過ごした時代の秘話と、指導法の変化を名将が明かす。

名将の血を継ぐ巨人軍エース・菅野智之に、監督が詫びたい高校時代の1試合
高校野球の監督は、ときに自らの指導を見つめ直すきっかけに出会う。東海大相模高校の門馬敬治監督は、同じ時を過ごした現巨人軍のエース・菅野菅野智之の存在が転機になった。門馬監督が、菅野の「SOSサイン」を逃した後悔と以後の変化を明かす。本稿は、朝日新聞スポーツ部『高校野球 名将の流儀:世界一の日本野球はこうして作られた』(朝日新書)のうち、門馬敬治監督へのインタビューの一部を抜粋・編集したものです。

村上宗隆「史上最年少三冠王」の原点、恩師の前で号泣した高3の夏
日本を代表するプロ野球選手の「心・技・体」の基礎は、高校野球にあった。2022年、令和初の三冠王に輝いたヤクルト・村上宗隆選手の知られざる「号泣の夏」を、九州学院高校・坂井宏安監督が明かす。華やかな活躍を見せた清宮幸太郎の後塵を拝した村上に、師である坂井監督が「分からなければ辞書を引け」と、贈った言葉があった。本稿は、朝日新聞スポーツ部『高校野球 名将の流儀:世界一の日本野球はこうして作られた』(朝日新書)のうち、坂井宏安監督へのインタビューの一部を抜粋・編集したものです。
