戸谷洋志
「ポスト・トゥルース」批判を受けた最初の大統領、実はトランプじゃなかった
この世界にすべての人が合意できる客観的な真実などなく、真実は人がそれをどのように眺めるかによって変わってしまう…。近年、このように真実の概念そのものが相対化され、その客観性が軽視される状況は「ポスト・トゥルース」と呼ばれ、そこでは深刻な形で詭弁が蔓延しているという。その背景事情について、哲学の専門家・戸谷洋志氏が解説する。※本稿は、『詭弁と論破 対立を生みだす仕組みを哲学する』(朝日新書)の一部を抜粋・編集したものです。

ひろゆきの圧倒的な論破力を支える「プログラミング思考」とは?
「論破王」とも称されるひろゆきだが、彼の論破法の根底にはプログラミング思考があり、それは現実のコミュニケーションにおいても活かすことが可能だという。ひろゆき流コミュニケーション術の真髄とは?※本稿は、戸谷洋志『詭弁と論破 対立を生みだす仕組みを哲学する』(朝日新書)の一部を抜粋・編集したものです。

ひろゆきの「論破率8割」を支える2つの必勝アイテム
言わずとしれた現代の論破王・ひろゆきの主張は、いったいなぜ気づけば周囲を納得させ、反論の余地も与えないのか。彼の論破の仕方を分析する。※本稿は、戸谷洋志『詭弁と論破 対立を生みだす仕組みを哲学する』(朝日新書)の一部を抜粋・編集したものです。

筋トレという自傷行為にハマる人が続出…痛みから快感を得る人の頭の中
わざわざ自分を苦痛に追い込むという意味では、筋トレは自傷行為に近いとも言える。苦しいはずなのに筋トレを続ける人が、生き生きしていくのはなぜなのか。自分を痛めつける行為(自傷行為)と筋トレの明確な違いとは――。※本稿は、戸谷洋志『悪いことはなぜ楽しいのか』(ちくまプリマ、筑摩書房)の一部を抜粋・編集したものです。

ざまあみろ…「復讐=悪」と思い込む人が知らない「復讐の効用」
「復讐」がテーマとなったマンガや映画は多くの人を夢中にさせるが、現実世界で復讐する場面というのはそうそうない。そもそも復讐は悪いことなのか?復讐は甘美なもの、と語る立命館大学大学院准教授の戸谷洋志氏が、正しい復讐とはなにかを解説する。※本稿は、戸谷洋志『悪いことはなぜ楽しいのか』(ちくまプリマ、筑摩書房)の一部を抜粋・編集したものです。

悪魔的な性格の悪さは直せる?→“ドイツの哲学者”の答えが辛辣すぎて身も蓋もない
ゲームで強敵が「ぐおおおおおおお」と言いながら倒されていくとき、爽快な気持ちになる人は少なくないだろう。他者が苦しむ姿を見て喜ぶ、という「悪意」は生きていく上で必要のない感情にもかかわらず、なぜ存在するのか。人間の心に宿る制御できない「悪意」の正体とは――。※本稿は、戸谷洋志『悪いことはなぜ楽しいのか』(ちくまプリマ、筑摩書房)の一部を抜粋・編集したものです。
