黒田東彦 前日本銀行総裁、政策研究大学院大学政策研究院シニア・フェロー 1944年福岡県生まれ。67年東京大学法学部卒業、大蔵省(現財務省)入省。71年英オックスフォード大学経済学研究科修士課程修了。財政金融研究所長や国際金融局長などを経て99年から財務官。03年に財務省を退官し内閣官房参与。05年2月から13年3月までアジア開発銀行総裁。13年3月、第31代日本銀行総裁に就任し、23年4月まで務めた。23年7月から政策研究大学院大学政策研究院シニア・フェロー。主な著書に『世界を見る目 危機を見る目』(日経BP社)、『財政金融政策の成功と失敗』(日本評論社)、『通貨外交』(東洋経済新報社)など。 黒田東彦が見たトランプ大統領の実像、日本は「非常識」なトランプ政策にどう対応すべきか 黒田東彦 世界が巨大な変化の時期を迎えようとしている。従来の常識が通用しない混沌とする世界と経済をどう読み解き、未来に備えればいいのか。日本が進むべき道はどこか。前日本銀行総裁の黒田東彦氏が執筆する新連載『黒田東彦の世界と経済の読み解き方』の初回テーマは、トランプ大統領とその政策。黒田氏が見たトランプ大統領の実像と、「非常識」なトランプ政策に日本はどう対応すべきかを探る。 2025年7月1日 5:25 1 2