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2015年9月3日公開(2015年9月3日更新)
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ザイ編集部

テーマで銘柄を選ぶ時にはストーリーより
収益に寄与できるか否かが重要だ!
旬のテーマで業績に結び付く3銘柄を大公開!

株式市場では、常に銘柄を選ぶためのテーマが、出て来ては消えていくということが繰り返されています。今回は、本当に株価が上がるテーマに乗るためにはどうすべきかを教えましょう。

消えていったリニアや自動運転などのテーマ株
一方でなぜインバウンドは大きなテーマになった?

 現在最も旬な株のテーマといえば「インバウンド」でしょう。中小型株ではラオックス(8202)の株価が年初から倍以上となり、アクリーティブ(8423)は3.5倍高値圏の水準で推移しています。

 13年に1000万人を突破した訪日外客数は、その後も高い伸びを続け、関連銘柄は大いに恩恵を受ける格好となりました。インバウンド関連のテーマ株の物色は、もう1年近くも続いています。

 一方、昨年にかけて関心を集めたテーマとしては、リニア、燃料電池、カジノ、自動運転などが挙げられます。それぞれの代表的な中小型株の株価推移を見ると、リニアでは日本コンベヤ(6375)が一昨年の9月や昨年7~9月に急伸したものの、その後は上昇幅の半値以上の調整を余儀なくされました。燃料電池でも、三菱化工機(6331)が昨年6~9月に急伸しましたが、その後はじり安で上昇幅の半分強が剥落した格好です。

 さらに、カジノ関連では、オーイズミ(6428)一昨年1~4月に上昇し高値圏でのもみ合いが少し続きましたが、徐々に出来高も減少して、現在では高値から半値の水準にまで下落しています。最後に、直近まで関心が高まっていた自動運転でも、関連の一角と言われたJVCケンウッド(6632)は年初来高値から3割強も下落した水準です。

 過去には中国関連などのテーマがインバウンドと同様に長期化しましたが、結局、テーマ株上昇の持続性は将来的な期待値の高さよりも実際に業績にインパクトを与えているといった事実がカギを握ることが多いと言えます。夢のあるテーマは短期的な株価インパクトこそ強いのですが、収益寄与のタイミングが遠いため、株価上昇の持続性も限定的になりがちです。

 そういう意味で言うと、話題となりつつある「マイナンバー」は16年1月からの導入が決定していることから、関連企業では近い段階でビジネスチャンスの拡大が顕在化することになります。今年度から来年度にかけて、関連業務の受注増大が業績の押し上げにつながっていく企業があり、それを先取りする形でテーマ株選びの動きが強まることでしょう。

今はマイナンバーの関連株に注目すべき!
オススメの3銘柄もマイナンバー関連に

 ちなみに、マイナンバーとは正式には「社会保障・税の共通番号」と言い、この10月には国民全員へ1つずつ番号が付与される、年金などの社会保険と税金・納税を一括して管理する仕組みです。民間企業にもマイナンバーが割り振られ、個人情報を扱う企業や地方自治体は情報管理システムの改修が必要になるなど、全体としては巨額の投資が発生する見込みです。

 そこでフィスコアプリ(Web)での検索や「テーマ」のタブで「マイナンバー」ページを開いてみたところ、いくつかの関連銘柄が出て来ました。

 今回は野村総研(4307)NTTデータ(9613)オービックビジネスコンサルタント(4733)伊藤忠テクノソリューションズ(4739)など主力企業の中から1社、中小型株から2社を選別してみました。(フィスコ・中村孝也)

 ところで、今発売中のダイヤモンド・ザイ10月号には、「2万円から買える!最強日本株77」の大特集が掲載されている。増配に次ぐ増配を発表した株、新たに株主優待を始めた株、第1四半期の業績がずば抜けて良かった株の他、株価が高値を更新し売り圧力が皆無の株、など株価が上がる強みを持った株が勢揃い。ぜひこのタイミングでの日本株投資に役立ててほしい。また、「サラリーマンが億を作った株のワザ」も必読。勝ち組投資家の具体的な銘柄選びの方法や売買術が満載なので、こちらも参考にしてほしい。


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