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2016年1月6日公開(2016年6月20日更新)
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ザイ編集部

2016年に上がる&下がるセクター大予測!
需要増確実の建設と原油安関連業種、
IoT関連などのサービスで勝負だ!

アナリストの意見によると2016年は円高の可能性が高まっている模様。そうなると輸出関連は売り……。いよいよ幕を開けた2016年、今年の株価の上昇が見込めるセクターとは? 円高の理由とともに解説しよう。

円高&新興国経済の低迷で傷む業種に注意し
円高の影響が小さい内需関連株が狙い目!

 2016年のセクター別の見通しは明暗がハッキリと分かれた。その理由の一つとしては円安トレンドが終わり、今年は円高になると見ているプロが多いからだ。JPモルガン・チェース銀行の佐々木融さんは次のように指摘する。

 「アベノミクス開始から2014年までは、先進国および新興国の通貨に対して、大きく円安が進みました。2015年は対ドルでは円安が進みましたが、対ユーロをはじめとした、主要通貨に対しては、大幅な円高となっているのです」

 また、佐々木さんは円安も2016年の4~6月にはピークを迎え、その後は円高に転じると予測しており、日銀の追加の金融緩和があっても、2015年のドル円の安値となった125円85銭が壁になると見ている。

 そのため、今年期待できるセクターとして注目されるのが、建設や陸運、空運、サービスなどの内需関連だ。

 「中でも建設は2020年のオリンピックに加えて、リニア中央新幹線の工事も本格化するため、業績が大幅に伸びる可能性が高い」(楽天証券今中能夫さん)

◆IT投資に強い企業が狙い目の「サービス」で注目の企業5社
  銘柄名(コード) 最新株価
1 NTTデータ(9613)
NTTデータ(9613)の最新の株価チャートはコチラ!(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
2 ITHD(3626)
ITHD(3626)の最新の株価チャートはコチラ!(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
3 オービック(4684)
オービック(4684)の最新の株価チャートはコチラ!(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
4 大塚商会(4768)
大塚商会(4768)の最新の株価チャートはコチラ!(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
5 野村総合研究所(4307)
野村総合研究所(4307)の最新の株価チャートはコチラ!(SBI証券のチャート画面へ遷移します)

 

新興国景気の減速により資源関連は軟調な展開、
中長期で原油安の恩恵を受けるセクターが買い!

 陸運、空運の好調の要因としては、原油安が続き、コスト削減効果が見込める点が挙げられる。さらに、物流関連ではネット通販が増えている点、公共交通機関では訪日外国人観光客の増加の恩恵を受けることも人気を押し上げている。

◆訪日外国人増がプラスに!「空・陸運」で注目の企業5社
  銘柄名(コード) 最新株価
1 東日本旅客鉄道(9020)
東日本旅客鉄道(9020)の最新の株価チャートはコチラ!(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
2 ANA HD(9202)
ANA HD(9202)の最新の株価チャートはコチラ!(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
3 東海旅客鉄道(9022)
東海旅客鉄道(9022)の最新の株価チャートはコチラ!(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
4 日本航空(9201)
日本航空(9201)の最新の株価チャートはコチラ!(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
5 西日本旅客鉄道(9021)
西日本旅客鉄道(9021)の最新の株価チャートはコチラ!(SBI証券のチャート画面へ遷移します)

 

 サービスも同様に訪日外国人関連の恩恵に加えて、「マイナンバーやIoTに関連した銘柄は特に注目が集まる」(SBI証券藤本誠之さん)ことで人気化も。さらに、「株価は年後半からの軟調な展開が予想されるため、サービスや医薬などのディフェンシブ関連への資金流入が進む可能性がある」(マネックス証券広木さん)点も見逃せない。

◆東京五輪やリニア関連で注目の「建設」関連企業5社
  銘柄名(コード) 最新株価
1 大成建設(1801)
大成建設(1801)の最新の株価チャートはコチラ!(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
2 鹿島(1812)
鹿島(1812)の最新の株価チャートはコチラ!(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
3 東急建設(1720)
東急建設(1720)の最新の株価チャートはコチラ!(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
4 大東建託(1878)
大東建託(1878)の最新の株価チャートはコチラ!(SBI証券のチャート画面へ遷移します)
5 長谷工コーポレーション(1808)
長谷工コーポレーション(1808)の最新の株価チャートはコチラ!(SBI証券のチャート画面へ遷移します)

 

 一方で、軟調な展開が予測されるのが、石油・石炭製品や海運、鉄鋼、非鉄金属、不動産などだ。

 石油・石炭関連は「原油価格の低迷や、中国経済の減速で、資源価格が急激に上向く可能性は小さい」(フィスコ田代昌之さん)ことがその理由。海運の不調も同様に、「新興国経済や資源国の失速が原因で、積み荷の動きが鈍いうえに、運賃も低迷している」(IMSマネジメント清水秀和さん)ことから、業績回復は見込めそうにない。

 鉄鋼や非鉄金属に関しても、「最大の需要先である中国の景気減速で鉄鋼価格が低下している」(フィスコ越智直樹さん)ことから、今後の見通しは不透明だ。

 不動産に関しては、国内の景気回復の影響もあり、「都市部不動産の賃料の回復が継続する」(楽天証券窪田真之さん)といった好調を予測する見方もある一方で、「大手不動産会社のマンション傾斜問題の長期化で新築販売が鈍化する懸念ある」(DZHフィナンシャルリサーチ小松弘和さん)と見ているアナリストも多かった。

 今年はこれまでの円安から円高への転換も頭に置きながら投資をすべき年となりそうだ。ところで今発売中のダイヤモンド・ザイ2月号(表紙は堀北真希さん)には、「買っていい×買ってはいけない!人気株500の売り・買い診断」が載っている。今回紹介した注目セクターの銘柄の「売り」「買い」はもちろんのこと、そのほかにもオススメ高配当株や株主優待株、そして10万円株などが満載だ。さらに、「プロ71人が集結!株全予測&儲け方」「16年の拡大NISA&ジュニアNISAの負けない使い方」「いつ買う?いつ売る?郵政3社で長期でも短期でも損しない方法」など、株情報が目白押し。2016年の投資にダイヤモンド・ザイ2月号を役立てて欲しい。

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