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【第29回】 フレッシュ・シーズンの読書特集
成功談の落とし穴[2012年05月14日]
人生でつらい時、仕事で大変な時、ふと手に取った本で成功者の言葉に触れ、「また明日から頑張ろう」と気を取り直すことは多いはず。確かに、その道で名をあげた人の言葉には励まされることが多いのですが……。先回から、おっかなびっくり人生初体験のビジネス書に挑戦している香山リカさんの「読書特集」第2回目。 -
【第28回】 フレッシュ・シーズンの読書特集
なぜ、人はビジネス書を読むのか?[2012年05月07日]
入学、就職、転職などを迎え、「よし、勉強しよう!」と意気込んでいるフレッシュ・パーソンは多いはず。案の上、先日都内の大型書店に行くとレジの前は超超長蛇の列でした。そこで今回に続く数回は「読書特集」と題して、「これまでビジネス書を一冊も読んだことがない」という香山リカさんに、その「不思議」な世界を分析していただきます。 -
【第27回】 なぜ人はバーチャルな世界で
ネガティブに流れてしまうのか[2012年04月23日]
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が生まれた地、アメリカでは早くもSNS離れが始まっているといいます。仕事で、プライベートで、TwitterやFacebookを使って自分をアピールするのに疲れた人たちが、ネット上で「黙る」ことを選ぶようになった背景には、いったい何があるのでしょう? -
【第26回】 人はそう簡単に変わらない。
すべてを変える必要もない[2012年04月16日]
「たった30分で人は変われる」。こんなコピーを巷で見かけることがあるが、そう簡単に人は変われるものではない。行動が少し変わる程度のものである。自分を変えようとするあまり、自分の長所まで消してしまうのはもったいない。 -
【第25回】 自分とすべての意見が一致する人は
なかなか見つからないもの[2012年04月09日]
現代は、かつてのような「体制vs反体制」「保守vs革新」という単純な図式は成り立ちにくくなっている。また、自分とすべての意見が一致する人はなかなか見つからない。むしろ、それぞれの課題で同じ意見をもつ人が結びつくほうが健全である。 -
【第24回】 社会活動に取り組む人に
なぜ「聖人君子像」を求めるのか[2012年04月02日]
自分の名誉やお金のためではなく、社会に貢献しようと働いている人に対し、世間の見方が厳しいのではないか。彼らはあたかも聖人君子でなければいけないような見方である。彼らも私たちと同じ普通の人である。彼らは完璧の人格者でなければいけないという偏った見方は、社会を窮屈にしてしまう。 -
【第23回】 人は専門家に明解な言葉を求めるが、
専門家になればなるほど曖昧な話し方になる[2012年03月26日]
社会が複雑になると、だれもが専門家に正しい意見を求めたくなる。その一方で、専門家であればあるほど、その分野について100%正しいと言えることが少ないことを知っている。この両者の認識の違いが大きなジレンマとなる。果たして明解な答えが得られない社会で、人はどう行動すべきだろうか。 -
【第22回】 万人に通用する方法論はない。
「臨機応変」は果たして死語なのか[2012年03月19日]
新しい治療法が開発されたと聞くと、すぐにそれに飛びつく人がいる。科学的な方法論の限界を指摘されると、すぐに精神論に走る人も同じである。方法論は世にさまざまあるが、本来、万人に通用するものはないはずだ。誰もが固有の存在であることを、自ら忘れてはいないだろうか。 -
【第21回】 「かけがえのない存在」にならなくてもいい。
「代えのきく」人になろう[2012年03月12日]
社会にとってなくてはならない存在になりたい。多くの学生が就職を前にこのように言う。しかし、必ずしも「かけがえのない人」にならなくても社会に貢献できるのではないだろうか。「代えのきく」人という生き方もあるのだ。 -
【第20回】 スーパースターひとりの頑張りを
美談に終わらせてはいけない[2012年03月05日]
どの分野にも、先進的な取り組みを実現させた組織には、けん引役となった人が存在する。その人の献身的な働きは大きく、社会を変える原動力である。しかし、理想を言えば、属人的な取り組みを、組織的な仕組みに変えていくことが必要だ。 -
【第19回】 誰もがサバイバル競争に晒されるなかで
共助社会は築けるか[2012年02月27日]
経済成長の低下とともに、個人の競争も激しくなってきた。いまや自助努力をしないとサバイバル競争で勝ち残れないと言われる。しかし競争社会では、そこから取り残されてしまう人は必ず存在する。このような社会でも共助の仕組みを育むことはできないものだろうか。 -
【第18回】 他者と自分を比較していがみ合うのではなく
小さな違いを前提として共存する姿勢を[2012年02月20日]
震災から1年が経とうとしている今、被災地の状況も変化しているようだ。早くにかつての生活を取り戻した人もいれば、いまだ生活の基盤が築けない人もいる。こうした違いが顕著になればなるほど、「被災者としての一体感」は弱まり、違った問題も現れるだろう。 -
【第17回】 SNSを自在に使いこなす若者が
SNSに傷つき悩んでいる[2012年02月13日]
一見、自由自在にSNSを使いこなしているかのように見える若い世代だが、本音では相当のストレスも抱えているようだ。人とつながることで、友達からの返事を気にしてしまったり、他人の生活と自分のそれと比較してしまう。果たして、心地よいつながりとはどのようなものなのだろうか。 -
【第16回】 「4年以内に70パーセントの確率で起こる」
という問題をどう解釈するか[2012年02月06日]
東京大学地震研究所は先日、首都圏でマグニチュード7クラスの直下型地震が4年以内に70パーセントの確率で発生する可能性があると公表した。将来、起こってほしくないことが起こる可能性が露わになる。このような不安に対応しなければいけない現実は、我々にとって新たな課題と言えるのではないだろうか。 -
【第15回】 テレビの前で議論しても残る
橋下市政への違和感[2012年01月30日]
これまで批判的に論評していた大阪市長・橋下氏と先日、テレビの討論番組に出演した。直接ご本人に疑問をぶつけてみたが、いまなお違和感は残る。改革の先にどのような社会をつくろうとしているのか、私には依然見えないままだ。 -
【第14回】 橋下市長個人にではなく
〈橋下的なもの〉に感じる違和感。
本当に必要なのは
リダンダンシーのある社会ではないか[2012年01月23日]
橋下徹・大阪市長が、自らの方針を批判する学者や識者を攻撃している。学者や識者らが、時の為政者や体制に批判的な意見を言うのは、いつの時代においても重要であろう。それに対して感情的な批判をぶつける橋下市長には違和感を覚えずにはおれない。 -
【第13回】 本に書かれた「処方箋」に頼ることで
自分の知らない世界を理解する力が身につけられるか[2012年01月16日]
最近の売れる本には、明快な答えが書かれていると言われる。万人に通用するような答えは、そんなになさそうに思われるが、多くの人が自分の問題を解決してくれるノウハウを求めているようだ。このような処方箋ばかり求めることによって、自分が知らない世界を想像する力が弱くなってしまいかねない。 -
【第12回】 「売れなくてもよい本」の存在を認めること。
これが本当の教養ではないか[2011年12月26日]
昨今の出版界は大きく様変わり。雑誌の売行きが落ちる中、付録つきの雑誌が大盛況である。ベストセラーを仕掛けるにも、いまや売る努力が欠かせないという。かつての「売れなくてもいい本」は、もはや存在できない時代になったのだろうか。 -
【第11回】 情報公開が進んだことの功罪。
もう少し素朴に信頼し合える社会を築けないものか[2011年12月19日]
情報公開が進展により、より安心できる社会が築かれつつある。その一方で「専門家の言うことなら」と受け入れられていたことも、自ら検証してみる必要性が生まれた。かつて日本には素朴に信頼し合える関係があり、それによって余計なストレスから解放されるメリットがあったことも覚えておきたい。 -
【第10回】 大阪市長選挙に思う。
数値化できる成果が出なければ
存在価値はないのか
[2011年12月12日]
大胆な政策を掲げて選挙で圧勝した橋下徹・大阪市長。行政のムダを排することはもちろん大切だか、行政でこそ実行できることもある。橋下氏は、あたかも成果が数値化できないものには価値がないような主張をするが、そこに大切なものを見失っていないだろうか。
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「香山リカの「ほどほど論」のススメ」の全記事一覧
- 「超」入門 失敗の本質
- 一生モノの顧客を獲得する方法
- 入社1年目の教科書
- 采配
- 新訳 成功の心理学
- マネジメント【エッセンシャル版】
- 社長は労働法をこう使え!
- 幸せの7つの法則
- 自分のアタマで考えよう
- もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
(POSデータ調べ、5/6~5/12)





